潜入捜査 4 ページ13
というわけで、今は
海軍本部のAの部屋で
3人で作戦会議を行う
「もう先生たちには
このこと伝えてあるし・・・
海軍の上層部にも伝えてある」
「先生って、募集とかしたの?」
「いいや、海軍の中から
先生が似合いそうな人たちに任せた
海軍も人を新しく雇ってる
金銭的な余裕がなくって・・・」
「そ、そっか・・・そうだよね」
ただでさえ、海軍本部は
あの戦争で半分崩壊していた
それを修繕する費用は
馬鹿にならないだろう
「じゃあ私は先生として
学校に潜入すればいい?」
「いや、生徒としてだな」
ほわっつ????
今こやつ、なんと?
20代の私に制服着こなせってか
「むっっっり!!
精神的にむっり!!」
「なななな、なんでさ!?
お願いだよ、頼むよ〜!
もう頼みはAだけなんだ!」
「んん”、ン”〜〜〜〜!!!」
おっさんみたいな声を腹から
捻り出して、不服を訴えるが
彼は引き下がらないようで
ずっと机に頭を擦りつけている
そのうち、床にまで到達しそうだから
渋々、渋々、了承した
「ありがとう〜〜〜!!
お礼は弾ませとく!!」
「いらね・・・
そ、それじゃ、先生側は
私の協力者ってことでいい?」
「そう、明日からもう
調査に入ってもらうから・・
今日はゆっくり休んで!」
「待って」
とんとん、と資料を
片付けていると
シャルリアさんが遠慮がちに
手を上げて発言する
「あの、理事長が誰か
伝えておいた方がいいと
思うのだけれど・・」
「あ!!そうですね!!
さすがシャルリア様!!」
「さ、様はつけないでったら!」
「す、すいません」
ふふ、と彼らを見ていると
まるで高校生の若いカップルのようで
とても!!!微笑ましい!!
にんまり、としていると
Aから衝撃の事実を伝えられる
「この学校の理事長には
クロコダイルさんが就任してるから!」
「・・・・ん?
あ、ワニ?ワニのクロコダイル?
マスコット的な?」
「違います」
横からぴしゃり、と
シャルリアさんに突っ込まれて
彼女も不満そうに説明してくれた
「サー・クロコダイルです、元七武海の
Aが依頼しちゃったんですよ
海軍の手が足りないからって・・
ちなみに公にはされてません
教員にも知らせてはいません」
「でしょうね!?
まったく、何やってんの」
「だ、だ、だってぇ
やってやろうかって言われたから・・」
これは
恐ろしい人が
浮上してしまった、と
私は頭を抱えた
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ロモォコ - まなかさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです〜!!これからもよろしくお願い致します!! (2021年11月10日 14時) (
レス) @page42 id: f9fe79d7b3 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - めちゃくちゃ文字打ったら短い文章にしろと言われ、、泣 最初から読みました！大好きです！！更新楽しみにしてます！！(こんなんじゃ言いたい事足りない泣) (2021年11月9日 19時) (レス) @page42 id: 3d8bc76236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロモォコ | 作成日時：2021年9月26日 2時
