潜入捜査 2 ページ11
あの戦争以来に
弟から連絡がきて
内容を聞いてみれば
なんだか物騒な捜査だった
『捕まえてほしいのは
生徒に薬を売ってる奴だよ
本当は俺達で捕まえたいんだけど
尋問した生徒たちの口が堅くって
中々聞き出せないんだよね』
「なるほど・・・
海軍側の、つまり先生側だと
信頼がないってことね」
『う、傷つくなぁ・・・
そうなんだけどさ・・』
「その薬やってる生徒を
ずっと張り込んでれば
売人にたどり着けるんじゃない?」
『そこが問題・・・
誰が張り込みをしても
すぐに見失ってしまうんだ
まるで学校内に
隠し通路でもあるみたいに
ハァ・・・ベガパンクさんの
お弟子さんに・・
学校の設計任せたのが間違いだったかな』
「ん〜・・・なるほどね・・
そこで外部の人間である私が
学校に潜入して
売人を捕まえてほしい、と」
『そういうこと!
捕まえる、まではしなくていいから
とりあえず特定だけでもしたいんだ』
外部で頼れる人は、Aだけなんだ、と
少々持ち上げられる発言を頂いて
私のお姉ちゃんパワーが
発動してしまった
「し、仕方ないなぁ・・・」
『やった!!!
命の保証はするから安心して!
それじゃ、3日後の夜までに
海軍本部の俺の部屋に来てね!
あ、後で鳩を飛ばして
見張りの位置と、本部の見取り図は
送るから〜!』
じゃあね!!、と彼は忙しそうに
電々虫を切った
さて、みんなになんて
説明しようかな、と思いながら
ガチャ、と電々虫をおくと
「「聞いてたぞ〜〜」」
そ、そりゃそっか
食堂で、電々虫で話してれば
みんなに、聞こえちゃうよね
「ヒェッ!!」
「海軍本部だぁ〜?」
「行かせられるかそんなところに!」
「で、でも・・・
命の保証はあるって・・」
そう言えば納得してくれるかと
思ったが、イゾウさんが
「甘い、甘いよA
この世界に命の保証なんてない」
「そうですけど・・!そうですけど・・!」
追い込むようにサッチさんが
横やりを入れて、痛いところを突く
「第一、俺たちが納得しても
マルコが絶対に納得しないに決まってる」
「そうだな、A
残念だが断っておきなさい」
「なんなら俺が今から
奴に連絡してやる」
「ウッ・・・・!
ウワァァァァァン!!」
「ウソ泣きへたくそか」
「何度も騙されてたまるかってんだ」
びゃあ、びゃあと泣くが
ハルタさんに腕を掴まれて
泣く泣く、私は大人しくなる
そこへ、一人の助っ人が
間に割って入ってくれた
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ロモォコ - まなかさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです〜!!これからもよろしくお願い致します!! (2021年11月10日 14時) (
レス) @page42 id: f9fe79d7b3 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - めちゃくちゃ文字打ったら短い文章にしろと言われ、、泣 最初から読みました！大好きです！！更新楽しみにしてます！！(こんなんじゃ言いたい事足りない泣) (2021年11月9日 19時) (レス) @page42 id: 3d8bc76236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロモォコ | 作成日時：2021年9月26日 2時
