第100話 ページ7
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「牛沢ッ!!!!」
「やっと暴れられるな」
「牛沢様ー!!!」
「袖から見える腕の筋肉が素敵〜!!!」
…あ。本当ｄ((((ゲッフン。うん、お願いだから突進だけはしないで。
「レトルトッ!!!!」
「やったるでぇ!」
「きゃあーレトルト様〜!!!」
「頑張って下さいー!!!」
レトルトもすっごい人気だ。女子の歓声がめちゃくちゃ聞こえる。
「最後に、A＆アゲハチームから!!!
アゲハッ!!!!」
「……」
「お前なんかどうでもいい!!!」
「そうだそうだ!!早く負けろ!!!」
さっきとは打って変わってブーイングの嵐。酷いなぁ。
「Aッ!!!!」
「Aー!!頑張れ―!!!」
『!!』
ハルト先輩の声に反応する。
他の声なんてどうでもいい。先輩が、応援してくれるのならそれだけで十分。勝ちましたわ。
「それでは、第5ゲーム開始ですッ!!」
ｶﾝｶﾝｶﾝｶﾝｶﾝｯ
合図と共に、その場にいた全員が水鉄砲を構える。
勿論、俺とアゲハ以外の8人は俺達に水鉄砲を向けている。
『せんせー、ここに女の子2人に嫌がらせをしようとしている男の子が8人いまーす』
攻撃を避けながら言う。
「嫌がらせやないですー。遊びですー」
それに答えたのはトントン。
『遊びで水かけてくるとか正気じゃないですよー』
「そうですよー。これはもういじめのレベルですよー」
こちらも攻撃しつつ、相手との距離を保つ。
「いじめなんて人聞きの悪い。これは戯れだ」
『牛沢、言ってることとやってることが矛盾しているよ』
水風船をこっちに思いっきり投げてきた牛沢を軽く睨む。
危ねぇ…。あともう少しで濡れるとこだった…。
「いやぁ、こっちも必死なんすよ。Aの濡れ透けを見るために」
『変態を入れたの誰ですか!？』
ゾムの発言に普通に引いた。やばい。こいつはやばいぞ。
「あ、ゾムさんに賛成。ってことでAちゃん、早く濡れてくれへん？」
『ッ!!』
大先生の攻撃が激しくなった。
「え、お前ら楽しそうなことしてんじゃん。俺もやりたい」
そこへキヨも乱入。
あ、これ詰みましたわ。
必死に攻撃を避けていると、誰かと背中がぶつかった。
『っ、ごめ…』
振り向くと、アゲハの背中が見えた。
「A!」
背中合わせの状態で、アゲハが俺を呼ぶ。
『おう!!』
すぐに向き直って水鉄砲を構えた。
向かってくる攻撃を全て撃ち返して防ぐ。
「『行くぞ!!!』」
俺とアゲハの声が、重なった。
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名月(プロフ) - 紫さん» ありがとうございます！心の励みになります！(登録しました。) (2020年4月3日 7時) (
レス) id: f9f0c292b9 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - 名月さん» お、おも、面白すぎるッ、神様ッ続きも頑張ってください(≧▽≦)喧嘩が強い女子は好きよ、、、 (2020年3月31日 17時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
名月 - らぁと。さん» あ、どうも！見に来てくれたんですね、嬉しいっス！！ (2020年3月3日 14時) (レス) id: 49ea14ed6e (このIDを非表示/違反報告)
らぁと。(プロフ) - どもです見に来ました((((誰おま (2020年3月2日 13時) (レス) id: b5de02ae24 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - 黒猫さん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年2月23日 22時) (レス) id: 49ea14ed6e (このIDを非表示/違反報告)
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