第121話 ページ28
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向かった風呂の隣は当たり前だが男湯だった。それが少し気掛かりなのだが…まぁ大丈夫だろう。
多分。
いや、流石に俺の身体見て興奮する物好きはいないだろうからな。
1人で解決し、暖簾をくぐって服を脱ぎ、念のためのタオルを巻いて女湯に入る。
『うっおすっげ』
俺の声が反響した。いや、広い。広すぎる。何なんだこの露天風呂は。そして星がとても綺麗である。
あまりにも素敵な露天風呂に、思わず頬が緩む。が。
「おいコラ!!広いからって鬼ごっこすんな!!!!」
「うぇええええいぃぃいい!!!!」
「絶対捕まえたる!!!!」
「怪我だけはしないように。怪我したら掘るよー」
「怪我しなくても掘られそうなんだけど…」
「やっぱロボロ大きいな」
「何処見てんねん!!!」
「それに対してシッマ小っさｗ」
「んだとやんのか!!？」
「あっらー、ゾムさんのゾムさん良い形してますねぇ〜これで何人の女落としてきたん？」
「シャ、シャオロン!!俺のタオルを捲るなッ!!!」
隣からそんな声が聞こえてこなけりゃもっと良かったかなッ!!!
置いてあった桶を手に取り、温泉の湯を掬って体にかける。少し熱めの湯ではあったものの、これくらいなら慣れれば肩まで浸かれるだろう。
そっと、つま先を温泉に浸ける。大丈夫そうだったのでゆっくりと体を入れた。
『あぁ〜……気持ちいい…』
相変わらず隣からは男共の耳を塞ぎたくなるような発言が聞こえているが、そんなことはどうでもいいと思えてしまうほど、気分が良かった。
温泉に浸かって10分くらいした時、事件は起きた。
「A様、申し訳ないのですが…ご一緒してもよろしいですか？」
『うわぁあああ!!？』
美夜さんが、やってきたのだ。しかもちゃんと服を脱いで。(タオルは巻いている)
い、いや、女同士だからそこまで問題ではないのだが…美夜さん、出るところはしっかりと出ているため、その…直視できない。
『なっ、ななななんでここにいるんですか!!？』
腕で視界を遮りながら聞く。
すると、美夜さんは本当に申し訳なさそうな声で答えた。
「A様のスリーサイズを測ろうと思いまして…」
『今測るんですか!!？』
嘘だろ!!？
「浴衣と水着を仕立て上げるのに必要なので…それに私、これから仕事もありますし、明日も仕事がたくさんあるので…裸であるこの時が一番良いんですよ」
仕事があるのは仕方ないことなのだろうけど…
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名月(プロフ) - 紫さん» ありがとうございます！心の励みになります！(登録しました。) (2020年4月3日 7時) (
レス) id: f9f0c292b9 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - 名月さん» お、おも、面白すぎるッ、神様ッ続きも頑張ってください(≧▽≦)喧嘩が強い女子は好きよ、、、 (2020年3月31日 17時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
名月 - らぁと。さん» あ、どうも！見に来てくれたんですね、嬉しいっス！！ (2020年3月3日 14時) (レス) id: 49ea14ed6e (このIDを非表示/違反報告)
らぁと。(プロフ) - どもです見に来ました((((誰おま (2020年3月2日 13時) (レス) id: b5de02ae24 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - 黒猫さん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年2月23日 22時) (レス) id: 49ea14ed6e (このIDを非表示/違反報告)
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