第120話 ページ27
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「うっわ、美味そう!!」
弟者が声を弾ませて並べられた料理を見渡す。いや、多すぎだろこの量。
テーブルの端から端までびっしりと並べられた料理達。流石にこの量となると食欲も失せてしまう。まぁ、そんなことは気にしないのがここの生徒会なのだが。(白目)
「「「「いただきまーす!!!」」」」
俺以外の全員が手を合わせて挨拶をする。そして目の前の料理達に襲いかかった。
「すっげぇ美味ぇ!!!」
「何この肉!!めちゃめちゃ美味いんやけど!!!」
「このお吸い物美味しい!!」
「いくらでもあるから好きなだけ食って良いそうだ」
「そう言われたら食害するしかねぇよなぁ!!!」
「ちょ、こっち来んな!!ショッピ君もゾムに協力すんな!!!」
「ご飯くらい静かにしてよー」
彼らの腹に収まっていく料理達を見つめる。こいつらの食いっぷりを見ているだけでお腹いっぱいだ。っていうかロボロの胃袋どうなってんの。それもう5皿目の刺身なのでは？
水をちびちび飲みながら彼らにバケモノを見るかのような目を向ける。すると、隣にいたくられ先生に話し掛けられた。
「Aくんは食べないのかい？」
くられ先生の手にはマグロの刺身が入った皿。
『いや…こいつらの食べてるとこ見てるだけでお腹いっぱいになっちゃって…食欲失せたんです』
苦笑いしながら正直に言うと、くられ先生が「あぁ…」と頷く。そして、俺の前のテーブルにお吸い物を滑らせてきた。
「食欲なくても、それぐらいは食べてね。きっと後でお腹空いてくるよ」
確かに夜中、お腹空いて眠れなくなったら恥ずかしい。俺はお言葉に甘えてお吸い物を貰うことにした。
『ありがとうございます』
お吸い物を口に含む。あ、本当だ美味い。
その後、凄まじいスピードで料理がなくなり、美夜さん達が大慌てで料理を運んでいるのを横目に見ていた。
「「「「ごちそうさまでしたっ!!!」」」」
食事が終わるや否や、彼らはバタバタと走って部屋に戻っていった。何でも露天風呂に入りに行くらしい。
俺はその光景に気圧され、しばらくの間動くことができなかったが、美夜さんが声をかけてくれたので俺も部屋に戻り、風呂に入ることにした。
俺の部屋にも風呂はあったものの、せっかくの高級旅館の風呂だ。俺も入ってみたい。ルンルン気分で俺は美夜さんの案内で風呂に向かった。
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名月(プロフ) - 紫さん» ありがとうございます！心の励みになります！(登録しました。) (2020年4月3日 7時) (
レス) id: f9f0c292b9 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - 名月さん» お、おも、面白すぎるッ、神様ッ続きも頑張ってください(≧▽≦)喧嘩が強い女子は好きよ、、、 (2020年3月31日 17時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
名月 - らぁと。さん» あ、どうも！見に来てくれたんですね、嬉しいっス！！ (2020年3月3日 14時) (レス) id: 49ea14ed6e (このIDを非表示/違反報告)
らぁと。(プロフ) - どもです見に来ました((((誰おま (2020年3月2日 13時) (レス) id: b5de02ae24 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - 黒猫さん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年2月23日 22時) (レス) id: 49ea14ed6e (このIDを非表示/違反報告)
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