第112話 ページ19
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着着とバカンスの準備を進めること1週間。
時はあっという間に過ぎ、気がつけば明日から夏休みだった。
スマホを見ると、グルッペンからLINEがきていた。
グルッペン準備はできたのか?
Aできてる
グルッペンんじゃあ予定通り明日の9時に迎えに行く
Aりょーかい
グルッペンなぁ、好きだ
Aあ、ごめん電波悪くなったじゃあの
高速でスマホの電源を切る。知らない。文面で告白する勇気の無い奴なんて知らない。(目の前で告白されたが)
『……はぁ』
明日から夏休みが終わるまで、俺は彼らと一緒にいることになっている。
まぁ、それは俺の身を案じてのことなのでこちらから文句は言えない。それにアゲハに夏休み中は会うことができないため、俺からすれば、暇にならなくてよかったと思っている。
『…とりあえず、風呂入って明日に備えておこう』
着替えを持って風呂場に向かった。
次の日。
『ふぁ〜………眠…』
朝5時に目が覚める。外はもう十分明るくなってはいるものの、5時だ。眠いに決まっている。
今にも目を閉じて布団に潜り込みそうな自分を叱咤して、ベッドから降りる。
ゴシゴシと目を擦りながら洗面台へ。
『……』
無言で顔に水をかけ、顔を洗う。
その辺にあった洗濯したてのタオルを鷲掴みにして、顔を拭き、歯も磨く。
『…着替え』
再び部屋に行き、クローゼットから適当に服を取る。ちなみに服はアゲハがチョイスしてくれたものしかない。べつに俺に合っているからいいのだが。
今日の服は白い薄手のパーカーに短パンというなんとも簡素なものだ。
『飯…』
着替えも終わったので次は飯。冷蔵庫には何が残っていたっけ。
『…サンドイッチと、……そうだな、味噌汁にしようかな』
パンと味噌汁って意外と相性がいいぞ。
すっかり慣れてしまった手付きで食材を切る。
『……』
1人で朝ご飯を食べる。物音1つしない、この空間。この時間が一番好きだ。
後片付けをして、電気の点いている部屋がないか見回る。これからしばらく帰ってこないからしっかりとチェックした。
後は戸締まり。それを全て確認し終わると、時刻は8時50分。そろそろ迎えが来る時間だ。
『えーと…荷物は全部玄関にあるし、財布もバッグに入ってるから…大丈夫かな』
最終チェックを終わらせると同時に、インターホンが鳴った。
「Aー？」
迎えが来たのだ。
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名月(プロフ) - 紫さん» ありがとうございます！心の励みになります！(登録しました。) (2020年4月3日 7時) (
レス) id: f9f0c292b9 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - 名月さん» お、おも、面白すぎるッ、神様ッ続きも頑張ってください(≧▽≦)喧嘩が強い女子は好きよ、、、 (2020年3月31日 17時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
名月 - らぁと。さん» あ、どうも！見に来てくれたんですね、嬉しいっス！！ (2020年3月3日 14時) (レス) id: 49ea14ed6e (このIDを非表示/違反報告)
らぁと。(プロフ) - どもです見に来ました((((誰おま (2020年3月2日 13時) (レス) id: b5de02ae24 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - 黒猫さん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年2月23日 22時) (レス) id: 49ea14ed6e (このIDを非表示/違反報告)
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