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打ち上げ ページ21

池袋の地理を知っている訳でもないのに店に行こうと自分から言っておいて、オロオロしてます。Aです。

どこかといっても何処が良いのか分からない私にとっては何故あんな言葉を口走ったのだろうと、思うよ。何してるのよ。



ひとり思いを巡らせる中、彩葉先輩が口を開く。


彩「どこかっつってもどこ行くの?ここら辺だったら魚○とか?」

ナイスアシスト彩葉先輩!〇民って駄作者も私も行ったことないけどなんか良さそう‼

「魚〇‼良いですね!」


私がそう言うと私たちは魚〇があるであろう方向に歩き出した。









──────────









何故か道中に道を尋ねられたりいろいろあったけど〇民に着いた。
中に入ると彩葉先輩が

彩「中は意外と綺麗なんだな」
と言う。それに便乗するようにわたしが
「なんだか寒いわ……」
と言った。そこにまた便乗するように当弥が
当「お、おい…もう帰ろうぜ……」
と言う。ちょっとうまい。また彩葉先輩が喋ろうとしたが、池田先輩の声に遮られた。
隆「フンッ…ばぁかばかしぃっ…おばけなど居るわけないでしょう、現実的に考えて」


「「「……」」」

私たち(池田先輩を除く)は顔を見合わせて黙った。


隆「おぉい‼無視かい‼」





「「「……………?」」」







隆「その肝の据わった態度、デカルメン、オレ!!!!!!」









他2名は苦笑いだったが、私は一人で大笑いする。







隆「空気感がいたい……そういうのやめよ……?」




池田先輩が高い声で言うと、店員さんが申し訳なさそうに「お客様……」と入ってくる。



「わああ!ごめんなさい‼四人です‼」


私が慌てて人数を申すと、店員さんが奥まで案内してくれた。







席に着くと、3人は入り口での会話以上の大声で騒ぎ出す。



……お酒が入ったらもっと凄そうだ。




当弥が私の隣に座り、メニューを開く。


当「A、何頼む?」


メニューを私の方まで広げ、二人でメニューを覗きこむ。



「んー、わたしこれにする。」


メニューの、とても目立つ、とは言えないが見映えはいい海鮮ものの写真を指差す。



当「おわ、美味そう‼俺もこれ〜!」


前に座る先輩二人もどれどれ〜?と覗きこんでくる。



彩「うおー美味そう……げっ、いくらのってんじゃねーか‼俺別の頼むわ…すた丼ねぇの?」


先輩、それは別のお店です。


「先輩……店員さんが聞いてたらマズイですよ…w」

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設定タグ:ゲーム実況者 , へっぽこ珍道中   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:モブ女子 | 作成日時:2017年4月23日 21時

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