続き。 ページ35
「わあ！くまごろーだぁ‼可愛い！」
先輩は専門店に通うだけあってくまごろーが好きらしく。俺と先輩が意気投合したかと思えば
最終的にくまごろーに気持ちが向いてしまったらしく。
くまごろーと話し込んでいる。
本当はその会話も二人の約束も止めたいのに………
お人好しになってしまうのはもうたくさんだ。
って言うかあいつ俺の妄想だろうが!!!!!
くまたろーたちがわらわらと俺に寄ってくる。
く「残念ですが、君は、ここで」
く「ゲームオーバーです！」
いや訳わかんねえけど、こんなので終わるもんか。俺はそこそこ諦めが悪いんだ。
向かうのさ
少しまえにも感じた心が跳び跳ねる感覚。
今度こそ届いてくれよって。
一抹の不安が宿る。もし、彼女が振り向いてくれなかったらって。
またその想いも水泡のようになって弾ける。
意気地無しめ……と茜がかった空を見上げる。
また溜め息を吐き、とぼとぼと土手を歩き、河川敷きに降り、腰を下ろす。
遠くからジャリジャリと地面を踏む音が聞こえ、横を見ると俯いた先輩が歩いてきていた。
俺は、なんとなしに、無感情で、あっけからんとした表情をして先輩のことを見つめていた。
「さよなら」
呟いた先輩はあの日鞄に付けていた一際汚れたくまたろーのストラップを
────思いきり川へと投げ込んだ。
先輩はにこやかに、どこか悲しげな表情で此方へ振り向いた。
途端。俺は、弾かれるように川に飛び込んだ。
また同じ感覚。心が跳び跳ねて。でもとても痛くて。
なんで飛び込んだのか分からない。ただ、大切なものを失った気がして、
泳いでるはずなのにいつのまにか走っていた。
横を見ればくまたろーたちが頑張れ‼頑張れ‼
と応援してくる。
くまごろーに近づくにつれてド○○キと心臓が脈打つ。
この感情が恋だというなら、早くしっていたかった。
───柄でもないこと言うなよ。
俺は、自分の初恋に手を伸ばした。
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すみれ。(プロフ) - 終わってしまって悲しい…(´・ω・｀) (2019年10月4日 20時) (
レス) id: d26d96fde9 (このIDを非表示/違反報告)
健全おにゃのこ(プロフ) - ケイトさん» 具体的に教えてくださってありがとうございます！通常運転(のろま更新)で無理せず、できるだけ早めに更新していきます。お心遣いありがとうございます！次回の更新もよろしくお願いいたします！ (2018年8月25日 17時) (レス) id: 9c387fdd9b (このIDを非表示/違反報告)
ケイト(プロフ) - 健全おにゃのこさん» にどみさんや愛の戦士さん…ですかね。あ、でも無理はなさらないでくださいね！ (2018年8月25日 17時) (レス) id: ed348d41d4 (このIDを非表示/違反報告)
健全おにゃのこ(プロフ) - コメントありがとうございます！混ぜメンですね！了解でございます！混ぜメンのどの方がよいとかはありますでしょうか？ (2018年8月25日 17時) (レス) id: 9c387fdd9b (このIDを非表示/違反報告)
ケイト(プロフ) - お知らせ読ませていただきました！もしよろしければ混ぜメンの男性メンバーの方々から選んで頂ければと思います。いつも応援しています。頑張ってください！ (2018年8月25日 17時) (レス) id: ed348d41d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2017年4月7日 20時
