限定シュー�� ページ6
あれから十数年。Aもマッシュもすくすくと育った。Aは既に一人前の魔法使いとも言えるほどに魔法が扱えるようになったし、マッシュは幼い頃からの筋トレのおかげで、体つきもがっしりとしている。シャツを着るとそれがわからなくなるのがすごいな、なんてAは日頃から思っているのは内緒である。
「ただい……あれ、また扉壊したの」
「ごめん……」
「おじいちゃんはなんて？」
「一応許してくれた」
「そっか。ならよかった」
いつもの様に山菜なんかを採ってきたAはテーブルの上にカゴを置き、扉を修理する準備をする。
「お姉ちゃん」
「んー？」
くいっとマッシュはAの服の裾を引っ張る。引っ張られたAは作業の手を止め、マッシュの方へ顔を向けた。
マッシュはAの目を見つめる。手にはいつも食べているシュークリームの店のチラシがあった。どうやら限定シュークリームが発売されるようだ。
「買いに行きたい」
「え。いや、勝手に街に行ったらおじいちゃんに怒られるよ」
「お姉ちゃん、限定シューだよ。買えるのは今日だけ」
「でも……」
じーっと目を見つめられ、Aは折れるしかなかった。
2人とも顔を隠すようにローブを着て、こっそり家を抜け出して街の方へと向かう。
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hiensou(プロフ) - コメント失礼します、問答無用��の校長が好調になってます (2月29日 7時) (
レス) id: 2759f55d84 (このIDを非表示/違反報告)
イージ(プロフ) - 初コメント失礼します!キャラ一人一人が空回りせずしっかりと成り立っていてとても読みやすく楽しく読ませて頂いてます‼︎プレッシャーになるかもですが続き楽しみにしています‼︎ (8月16日 17時) (レス) @page33 id: f55b6e4bae (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀(プロフ) - 本当にすごく面白いです！これからどのような展開になっていくのか楽しみです。続きお待ちしてます！ (7月31日 4時) (レス) @page1 id: 23f2dced37 (このIDを非表示/違反報告)
ユキラ - 待ってます。 (7月26日 13時) (レス) id: 2a204edd5e (このIDを非表示/違反報告)
ウィムくん(プロフ) - コメント失礼します。はじめまして。小説とても面白かったです！主人公の個性的な設定や，キャラとの関係がどうなっていくか楽しみです。応援してます！ (5月21日 20時) (レス) id: 50aee71dd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うがつ | 作成日時：2023年5月7日 20時
