寮�� ページ22
Aがアドラ寮に振り分けられた後ももちろん寮分けは続く。
しばらくして全員が3つの寮に割り当てられると、今度はこれから過ごす寮の部屋割りが発表される。
部屋は編入組と、元々イーストン魔法学校にいた内部進学組の2人1部屋となっている。の、だが……。
「A・バーンデッド、少し残ってください」
「え、はい」
なぜかAだけが呼び止められる。何事かと思いながらもAは教師の元へと向かう。
「部屋割りのことなんだけど、あなただけ2人部屋に1人になってしまうのよ」
「え、どうしてですか？」
「女子の数が合わなくてね……。本来はこういったことはあまり起こらないようにしているんだけど、今回は特例ということで……」
「なるほど……」
「本当にごめんなさいね……」
「いえ、大丈夫ですよ」
むしろ1人の方が気楽だ、なんてAは思ったりする。
それからAは指定された寮部屋に向かうのだが、2人分の家具はあるものの、部屋に置いてある荷物はAの分だけ。教師の言っていた通り本当にAの1人部屋なのだと実感する。
Aはベッドの上に腰掛けると、ふぅと息をつく。するとコンコンとドアのノック音が聞こえてきた。
誰だろう？そう思いつつAは扉を開けると、そこにはレモンがいた。
「レモンちゃん？」
「はい！お義姉様がお隣の部屋だと聞いてやってきました！よろしくお願いします！！」
「あ、うんよろしくね」
元気いっぱいなレモンの様子にAは笑みを浮かべながらぽんぽんとレモンの頭を撫でる。レモンは嬉しそうに笑みを浮かべていた。
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hiensou(プロフ) - コメント失礼します、問答無用��の校長が好調になってます (2月29日 7時) (
レス) id: 2759f55d84 (このIDを非表示/違反報告)
イージ(プロフ) - 初コメント失礼します!キャラ一人一人が空回りせずしっかりと成り立っていてとても読みやすく楽しく読ませて頂いてます‼︎プレッシャーになるかもですが続き楽しみにしています‼︎ (8月16日 17時) (レス) @page33 id: f55b6e4bae (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀(プロフ) - 本当にすごく面白いです！これからどのような展開になっていくのか楽しみです。続きお待ちしてます！ (7月31日 4時) (レス) @page1 id: 23f2dced37 (このIDを非表示/違反報告)
ユキラ - 待ってます。 (7月26日 13時) (レス) id: 2a204edd5e (このIDを非表示/違反報告)
ウィムくん(プロフ) - コメント失礼します。はじめまして。小説とても面白かったです！主人公の個性的な設定や，キャラとの関係がどうなっていくか楽しみです。応援してます！ (5月21日 20時) (レス) id: 50aee71dd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うがつ | 作成日時：2023年5月7日 20時
