東方神起 ページ7
握手をして、以前のように走り去っていく彼を見送り
A:さて、ゆうみちゃん行こう？
と声をかけると
ゆうみ:東方神起！東方神起！先輩！東方神起！
と、私の肩を掴み揺すってきた
A:きゃー！何？何が？どうしたの？！落ち着いて！
何が何だか分からない私に
ゆうみ:先輩！東方神起知らないんですか？
A:東方神起？何それ？
素直に答える私に
ゆうみ:ええぇ！信じられない！
っていい放つ
A:とりあえず、うちに行こ？
私は驚いてますって顔のゆうみちゃんに再びうちに行こうと声をかけ、うちに向かい歩きだした
ゆうみ:先輩！東方神起って、韓国と日本とって人気がある二人組なんですよ！ファンじゃない私だって知ってます！さっきの人はユンホって人で…
ってな感じで家に着くまでの間、ゆうみちゃんの分かる範囲での東方神起講座が開かれていた
どうやら私はたまたま助けてくれた人、たまたま落としたスマホの持ち主が東方神起って人気がある人だったよううで
助けてくれたあの日といい、今日の格好といい
顔が目立たないような格好をしていたのに納得だ
A:でも…綺麗な顔してたよねぇ…
熱弁してるゆうみちゃんが私の一言でピタリと黙った
ん？
ゆうみ:先輩…顔が恋する乙女の顔になってますよ
ってニヤニヤしながら言ってきた
A:恋する乙女って！乙女って年じゃないから！
可笑しくて笑ってしまう
ゆうみ:先輩…面食いなんだ…納得！
訳のわからない納得を隣でされて家に着いた
A:意味が分からない！ほら、入って！今日は話があるんでしょ？
ゆうみ:はぁい…おじゃましまぁす！
泊まる事に決めたらしい、ゆうみちゃんは先にシャワー浴びたいとお風呂場に向かった
私は待ってる間に
ノートパソコンを開き
東方神起
と、検索してみた
ズラズラと色々なサイトが出てくる
写真も何枚もあり
あっ！さっきの人だ！
なぜかまたビリビリと体に小さな電流が走る
もう一人チャンミンって人もかなりのイケメンだ
様々な記事やサイトから人気があるってゆうみちゃんが言ってたのが本当なんだと分かる
色んな情報にみいっていたら
ゆうみ:先にありがとうございましたぁ！あっ！東方神起調べてますね！
ってまたニヤニヤしだした
A:人気があるって言ってたからね！
私はノートパソコンを閉じてシャワーへ向かった
東方神起…
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作者名：たかちゃんラブ | 作成日時：2019年1月25日 0時
