3・＊25＊ ページ25
あぁ……。
雨が降りそうだ。
空は灰色の雲で覆われている。
いつ降ってもおかしくないなぁ……。
そう思いながら、廊下を歩いていた時だ。
「二宮先生、ちょっといいですか？」
後ろから声をかけてきたのは、医院長だった。
真剣な表情で俺を見ている。
和「……はい。大丈夫ですが……」
何だろう。いやな予感がする。
・
・
ついて行けば、医院長室。
医院長は真剣な顔で俺を見た。
「二宮先生、先日松本くんという患者が亡くなった時、大号泣したそうですね？
かなり響いたと言っていました」
和「……すみませんでした……」
「いいですか？我々は医者です。人の命を少しでも多く、
助けることが仕事です。
わかりますね？
それなのに、１人の患者に感情をいれすぎるのは…
よくないことです。
きちんと考えて行動してください」
和「……はい…」
頷くしかなかった。
それくらい怖かった。
でも……それ以前に、潤くんの事を否定されたみたいで…
凄くイライラした。
それと同時に、やっぱ俺はいらない医者だって
言われたみたいで……。
凄く凄く悔しかった。
和「……くっ…くそ…！！」
・
・
ごめん。
ごめんね……？
俺じゃ…いい医者にはなれないのかもしれない……。
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なお(プロフ) - とっても面白いです！これからも更新頑張ってくたざさい！ (2015年4月7日 22時) (
レス) id: 114637b433 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 初めまして！続編にいこうとしたんですが…いけません(>_<)どうすればよろしいでしょうか？？ (2014年2月11日 22時) (レス) id: a0b21de54a (このIDを非表示/違反報告)
うめちゃんズ(プロフ) - 突然すいませんっ…話の続きみたいのですが、どうすればよろしいでしょうか？ (2013年5月28日 19時) (レス) id: d236a53a12 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 初めまして！あの...続きはありますか？ (2012年10月12日 17時) (携帯から) (レス) id: ac9bdab3f5 (このIDを非表示/違反報告)
和菜(プロフ) - 未來さん» 頑張って下さい！ (2012年9月13日 17時) (レス) id: 390edddc3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未來 | 作成日時：2012年8月26日 19時
