【地縛少年花子くん】新しい表情【短編集】

はじめましての時。 ページ16

花子

「君の願いはなに？」

女子トイレにいる男子← そのことに驚きながらも、あなたはどうしても叶えたい願いを伝えました。
どんなことでも叶えるよ。だって俺はそういう存在だからね。





源光

「あ！あの、ハンカチ落としま…………した、よ」

あなたとばっちり目が合うと固まり、お礼を言ったらカタコトで「ドウイタシマシテ」と返ってきます。
ありがとうってあなたが優しく笑ったあの日から心臓が落ち着かないんです。





土籠

「アー…………これやるからヒミツな」

勤務中にタバコを吸っていたのをあなたに見られ、ポケットから口止め料として飴をくれます。可愛い←





蒼井茜

「これどこまで持ってくの？手伝うよ」

初対面の人にはとにかく良い人の彼。クラスメイト分の提出物を一緒に運んでくれます。
この人前も頼まれてなかったか……？





源輝

「っと。大丈夫？」

転びそうな所を助けてもらったというなんとも恋が始まりそうな出会い方←





横尾

「はい！佐藤に貰ったからおすそわけ〜！」

ドサッ、とお裾分けの量ではないお菓子をあなたの両手に乗せてきます。何でくれたのか理由を聞いたら「内緒〜!」と元気よく答えてくれます。
きみと話してみたかったからなんて恥ずかしくて言えないよ。





佐藤

「そ、それは…！本店舗限定のお菓子！！」

あー、と食べようとした瞬間始めて喋るクラスメイトに近づかれた。『えっと、食べる……？』「え！？めちゃくちゃ良い人だねAさんって！」これがきっかけで食べ歩きが増えたとか。





ミツバ

「ふーん…………僕の方が5倍可愛い」

初対面でジロジロ見てきたかと思えばこの発言。『は？』と言えば怯えてチャラい先輩の後ろに隠れました。「な、なんだよ！ほんとのことじゃん！」『か、可愛くな！』 「はぁ！？目ついてないんじゃないの！？」なんだかんだ仲良くなりそう←





日向夏彦

「綺麗な髪だね。ずっと触ってたいくらいだ」

すれ違う際に髪を触られたので驚いたら口説かれた← 困惑しながらもお礼を言って去ります。
そんな綺麗な髪に枯れ葉なんて似合わないもんな。





司

「ねぇねぇ！普って知ってる！？知ってるよね！」

返事を聞かずに延々と知らない人について聞かされて、一段落したくらいに「きみ、だれ？」と名前を聞いてきます。聞くのが遅い←

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←抱きしめてと言った。◎SaE様リクエスト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す