検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:38,916 hit

ぶつける ページ22

.









『神ちゃん!』









あからさまに撮影中も休憩中も私を避ける神ちゃんに





大きな声で、叫ぶ。









神ちゃんは、ビックリしたような、なんだか変な顔。






でも、そんなの気にせず、私は小走りになる。









緑「…なに?」









もう理性なんてない。





本能のまま、動く。





乾いた音がなって、神ちゃんが頰を抑えた。









『なに、っていい加減にしろや!!









なんなん!?




神ちゃんは…神ちゃんは、うちのことが好きって言ってくれたよな!?



嘘じゃない…きっと




本心で!言ってくれたんやんな!?









うちはそんな真剣な気持ちをええ加減に放置して、神ちゃん傷つけてしもた。









ごめん。



だから…









ってか、もう気づいとるやろ…?









うちは神ちゃんが好き。





だいすき。









お願い、今度こそ!目ぇ逸さんと話しよう!









たとえ神ちゃんがうちのこともう好きちゃうくて!






振ったとしても、仲良くしたい。









一緒に映画見に行ったり、撮影の合間に喋ったり、クレープ食べたりしたいねん!






ジュースも奢ってほしい。









だから、ほんまに。一生のお願い。







うちと、しっかり向き合ってください。』









深々と礼をした時、すすり泣く声が聞こえた。









それが神ちゃんだと気付いて、私はびっくりする。







神ちゃんは笑顔で泣いていた。



悲しそうに、嬉しそうに、眉を下げながら。









『泣かんといてや…』









もらい泣きしてまう。









緑「嬉しくて…言ってくれへんと思ってたから。









俺だって







クレープ食べたい。





話したい。





映画見たい。









ジュースも奢ってあげるわ!






だからお願い。









俺と付き合ってください」









分かっていた返事。





だけど



ほんの一瞬、時が止まってしまったんだ。

本当の気持ち→←気持ち



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (110 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
382人がお気に入り
設定タグ:神山智洋 , ジャニーズWEST , ジャニーズ   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぽむりんこむ - 恋さん» はい… (2018年3月6日 20時) (レス) id: c604e65af0 (このIDを非表示/違反報告)
- マジですか?!お父さん、、、、、、、、お大事に。 (2018年3月4日 9時) (レス) id: 24d47a7615 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - 恋さん» え、そうですよ←(天才じゃねえよ)再入荷されて買って来たんですが…お父さんに使われました。笑 (2018年2月25日 11時) (レス) id: c604e65af0 (このIDを非表示/違反報告)
- わたしも欲しいです。育毛剤 (2018年2月24日 19時) (レス) id: 24d47a7615 (このIDを非表示/違反報告)
- ぽむりんこむさん、、、あなた、、、天才ですか?育毛剤再入荷しました?笑笑 (2018年2月24日 19時) (レス) id: 24d47a7615 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽむりんこむ | 作成日時:2018年1月28日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。