WESTがーるは神山担。

お泊り_５ ページ34

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「みんなあ、起きろ！」









チュンチュン、と小鳥のさえずりが聞こえる。




良い朝だな。





カーテンの隙間から、光が漏れている。









紫「んぅ…」








濱ちゃんが、うるさいと言わんばかりに寝返りして布団にくるまった。





いやいや、起きろよ。








「はよ、起きて！」









パン！と手を叩くと、淳太くんが目をうっすら開けた。




そして、隣にいるシゲをトントン、と叩く。








赤「ん、もう朝？」







薄目を開けて、呟くシゲ。








「神ちゃん、もうご飯作ってくれてるから。」









そう言ったら、起きた。



のんちゃんはもう起きてたみたいで、小音で音ゲーをしてた。








桃「Aは？作ってないん？」





「まぁ、、うん」









桃「ええ、Aの朝ごはんがええのに。









まあ、多分神ちゃんのご飯の方が美味しそうやし」









「おい、失礼な」









サラッと失礼なことを言うのんちゃん。





まあ、起きてくれるなら良いけど。







けれど、みんな起きて行く中で、１人だけ寝ているのが。









「流星？」





青「、なんや？」









「起きろよ」





青「Aのちゅーで起きる」







「えぇ…？」









やっぱり、流星はねぼすけなんだ。







てか、どうやって起こそう。









「ちゅー、って…やだよ？」





青「じゃあ、起きへん」









ふん、と反対の方向を向く流星。






仕方なく、流星の顔に口元を近づける。









「はい、これで良いんでしょ？」









私は、ほっぺにした。








流星は、ホンマにしてくれると思ってなかったみたいで




顔が真っ赤っか。









青「おまっ…/アホか！」





「なんでやねん」









冷静に突っ込む私と、興奮気味の流星。





青色ジャス民は、こんな流星を知っているのか。









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「いっただっきまーす！」









オムレツを口に運ぶと、なんと言うことでしょう。





美味しいです。





オニオンスープ、まじうまい。






トーストさっくさく。









うちの家は、お父さんがいなくて。







こんなに楽しい食事は初めてだった。









緑「A？なんで泣いてるん」








…え？








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