車の中 ページ29
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「ふぁっ！？」
揺れる床に違和感を覚えて、飛び起きる。
あの時の心地の良い、腕の中とは違う景色。
窓と思われるものの外には、緑が広がっている。
ここ、どこなんやろか。
と、疑問に思い隣を見る。
隣には、爆睡している神ちゃん。
神ちゃんも、寝るんやな。←
イケメンはトイレをしない、とか言うけどそれは嘘に決まってる。
WESTは、トイレが近いから。
どうやらここは、車の中。
運転席の方に顔を向けると、淳太くんが。
「淳太くん、何処に向かってるん？」
黄「俺ん家やで」
速やかに、そう答えると黙々と運転する。
けれど、疑問はまだまだ残っている。
赤信号になり、はてな文字でいっぱいの頭。
聞くなら、今が１番いい。
「待って、なんで向かってんの？」
淳太くんは、気まずそうに苦笑い。
ミラーに映る私の顔は、すごく間抜けな顔。
黄「お泊まり会、をするらしいねん」
ほんまごめん、って苦笑いで言う淳太くん。
「え」
え、しか口から出てこなかった。
お泊まり会、は嬉しいし、やりたいって思う。
けど
神ちゃんを１日中、見るんやで？
お風呂上がりの、半乾きな髪の毛でうろちょろしてるとこ。
枕投げで、めっちゃはしゃいでるとこ。
眠すぎ、寝ぼけて、ぼーっとしてるとこ。
可愛い、可愛い寝顔。
全部見れるんか。
そんなん、見たら出血多量で死んでまう。
「え、どうしよ」
ボソッと呟くと、ミラーに映る淳太くんが眉を下げる。
黄「やっぱあかんかった？」
「全然！いや、むしろやりたいです！」
必死な顔で叫ぶと、淳太くんはフッと笑う。
はてなを浮かべる私に対して
不思議な笑みを浮かべるだけ。
黄「ほんなら、良かったわ」
黄「あ、服とかはAが寝ぼけて教えてくれたから」
え。
黄「あかんで、男を簡単に家にあげたら」
にやって笑う、淳太くん。
止まる期間は、２日らしい。
なんだか、騒がしくなりそうです…
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ぽむりんこむ - みつきさん» ええええ！？一位とかやばい！ありがとう！！！泣 (2018年11月15日 17時) (
レス) id: 55b3b8c9fd (このIDを非表示/違反報告)
みつき - 一位おめでとうございます！！ (2018年7月21日 21時) (レス) id: 279c830458 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - りりさん» おっけいです！２で書いておきます！ (2018年1月29日 16時) (レス) id: c604e65af0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - ☆桐山 涼介☆さん» ２の方で絡み入れます！ (2018年1月29日 16時) (レス) id: c604e65af0 (このIDを非表示/違反報告)
☆桐山 涼介☆ - このお話とても面白いです! リクで、照史君との話を入れてもらえたら嬉しいです。これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください (2018年1月29日 0時) (レス) id: dee7d4e70f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむりんこむ | 作成日時：2018年1月13日 23時
