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重臣と明智光秀 ページ6

少し赤く腫れている明智殿の顔。
先程までニコニコとしていたのに、恐怖の顔になりました。それほど怖かったということでしょう。

『大丈夫ですか?明智殿』

「え、あ、大丈夫だよ…このくらい」

『赤く腫れてるのは大丈夫とでもいえますか?』
「え」

『保冷剤使ってください。』

なんで持ってるかは秘密で。
小さい手帳の中にどれだけ情報詰まっているか。
少し聞いてみましょうかねぇ。

『そういえば、明智殿はよくその緑の手帳にメモをしていますね。何故メモをしているんですか?』

「え、あの…それは…『武将たちの情報…とか?』えっ!?」

おや、カマをかけたら反応しましたね。やっぱりそういうことでしたか。

『ふふ、冗談ですよ。何か熱心に書いていらっしゃったから、もしかしたら…なんて、考えすぎですかね?』

「いや…考えは当たってます。」
『まぁ…分析が得意なのでしょうけど、あまりそういうことしてるといつか狙われますよ』

狙われるっていうのは案外本当のことかもしれないですけど。さっき蹴られてましたし。
こう見えて明智殿、か弱いですからねえ…

「そういえばさ、本庄くんってこの前上杉くんに追いかけられてたって話を聞いたんだけど…」

どこからその話が出た??

『ちょちょちょ、どっからそれ聞いたんですか!?』

周りに人がいなかったような気がするんじゃ!
誰じゃい…言いふらしたの…

「秀吉くんから、本庄が上杉に追いかけられてたって。それにしては楽しんでた気がするって」

あんの(秀吉)め!!
後でカチコミにでも行きますか…

拳を握りながら黒い笑顔を秀吉に向けているのを目撃した明智は少し怖がった。

「あ、そろそろ授業始まっちゃいますよ」
『ほんとですね…では、また後でお話ししましょ』
「はい」

私は自席に戻って、授業を聞くフリをしながら別の考え事をしました。
今日も旗印戦は行われるんでしょうか。
加藤殿と秀吉殿の旗印戦は観られませんでしたから、
次こそは観たいところです。


しかし、この後本当に明智が狙われることになるとは、
知りもしない本庄なのであった。
そして彼が恐れていたことも同時に起こることになる。
----------------
ちっす。二日ぶりですね。
明智くんの口調合ってるかな…
ちょっとこれからは二人か三人くらいを出せたらいいなーなんて思ってます。

重臣と秀吉と上杉と。→←作者からの頼み事



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スイちゃんですよ〜☆ - 良き!!!!(○°^^ω)°○夢主くんなんかこう、自分の心にグッと感じやした!!!!最高でした、更新全裸待機で待っときますッッッ(' 'ω) (2023年1月23日 16時) (レス) @page14 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
鉛宮 - 前田利家さん» 前田利家!了解しました。シチュとかはありますか?できればでいいので教えてくださると幸いです。 (2022年10月9日 17時) (レス) id: efd8249411 (このIDを非表示/違反報告)
前田利家 - 前田利家とからませてください! (2022年10月9日 8時) (レス) @page5 id: 4149d8455a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鉛宮 | 作成日時:2022年10月1日 20時

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