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メ「もうすぐそこだよ」
並んでるかなー、と原宿で若者に紛れる2人。
「並んでるな」
メ「だね。並べる？」
「ん、並ぶ」
こうして2人は10人ほど並んでいる列に並ぶ。
「私大人になって、タピオカ飲むの初めてかも」
メ「マジ？」
「うん、マジ」
メ「あ、Aちゃん普段甘いのあんま飲まないんだっけ」
「やなー」
メ「甘くないのもあるから、それ頼むといいよ」
「ん、ありがと」
2人が話していると、後ろに並んできた2人組がメンディーに気付く。
『あの...メンディーさんですか？』
メ「あ...そうです」
『え、彼女さんですか！？』
メ「あ...この子龍友の彼女...(笑)」
気まずそうにそう笑うメンディーに、Aも笑いが堪えきれなかった様子。
2人はジェネのファンだったようで、Aの顔を見て、誰だかわかった様子だった。
『あ！Aさんだ！』
「あ、どうも...(笑)」
『え、やばい、可愛い...』
「ありがとうございます(笑)」
照れる、と少し恥ずかしそうなA。
『仲良しなんですね』
「いや、初めてやねん、メンちゃんと2人で会うの(笑)」
『え、そうなんですか？』
『メンちゃん...(笑)』
1人がAの呼び方がツボにハマった様子。
「え、そんなおもろい？(笑)」
こうして退屈せずに、順番が回ってきた2人。
メンディーの意見を参考に選んで、ちゃっかり奢ってもらったらしいA。
2人は少し店から離れた日陰に移動する。
「ん、おいしい」
メ「甘さ加減どう？」
「いい感じ」
メ「ちょっと待って。ムービー撮ったげる」
そう言って携帯を出す。
メ「後でインスタ載せていい？」
「いいよー」
メ「じゃあ撮るねー」
そう言ってカメラを回して、Aを撮影するメンディー。
「メンちゃんにタピオカ買ってもらいましたー」
メ「味はどうですか？」
「うメンディー...(笑)」
恥ずかしそうに言うA。
今度はAが自分の携帯で、メンディーを撮影する。
メ「Aちゃんと飲むタピオカうまいっす」
「お味のほどは？」
メ「うメンディー」
「いや普通(笑)」
メ「だって人いっぱいいるし(笑)」
バレちゃうよ、とメンディー。
「そういえば待ち合わせ何時なん」
メ「30分後くらいだね」
「そっか。向こう戻る？」
メ「うん。Aちゃんは？」
「私は電車で帰ります(笑)」
こうして同級生交流会は終了した。
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年9月6日 20時
