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食後、龍友がお風呂に入っている間に、ベランダに出て裕太に電話した。
裕「もしもーし」
「もう帰った？」
裕「ん、さっきやっと帰ってきた」
「遅くまでお疲れ様」
裕「Aちゃんもな」
「ありがと」
しばらく無言になる。
裕「なぁ」
「ん？」
裕「話せる範囲でいいけど...」
「うん」
裕「龍友くん、ヤキモチ妬いたらどうなるん」
「んー...まぁ、いつもとちょっと違うかな」
裕「それでキスマーク付けてくるん」
「ん...まぁ」
裕「今回異常ちゃうん」
「ん、ちょっといつもより激しかったかも」
裕「隼から聞いた」
「あ、そうなん」
裕「俺のせいなんやろ」
「ちゃうよ。私のせい」
気にせんでいいし、とA。
裕「夢の中の話で責められても困るけど...龍友くんも色々溜まってたんやろうし」
「ん、そうやね」
裕「少しはしゃーないかなって思うけど」
「ん」
裕「あんまよくないと思うで？」
「ん、わかってる。やからさっき話したから。今回は、誰にも迷惑かけんけん。見守ってくれん？」
珍しく淡々としているAに、逆に裕太がタジタジしてしまう。
裕「Aちゃんがそうするならええねんけど」
「ん、平気やから」
裕「龍友くんのことやから、手ぇ上げたりせぇへんのはわかってるけど」
「うん」
裕「俺のせいって聞いたら心配なるし、申し訳ないやん」
「裕太のせいちゃうから、気にせんとって？」
裕「ん...わかった」
「じゃあ...また明日」
裕「ん、おやすみ」
おやすみ、とAも返して電話を切り、室内に戻った。
ちょうど龍友も浴室から帰ってきたところだった。
龍「電話？」
「ん、裕太から」
Aは隠さずそう伝えた。
龍「そっか...」
「裕太がな？心配してんねん」
龍「え？」
「私の様子がおかしいって思ったみたい(笑)キスマーク見られてもうた」
恥ずかしいわー、と必死におどけるA。
龍「裕太くん何て言ってた？」
「んー...」
少し言いにくそうな様子。
龍「やっぱ言わんでいい」
龍友はそっとAを抱きしめる。
龍「Aちゃんの言う通りやわ。ちょっとくらい離れた方がいいのかも」
「え？」
龍「明日から、別々で過ごそうか」
「いいん？」
龍「そんなに離れたいん？(笑)」
「そんなわけないやん」
龍「色々あってから、Aちゃんのこと側に置いとかなあかんって、勝手に思い込んでた」
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べてぃ。(プロフ) - あさのさん» コメントありがとうございます(^^)是非、書かせていただきます！しばらくお待ちください(^^) (2019年8月23日 8時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！裕太くんと仲良しすぎて龍友の独占欲が爆発しちゃうところがみたいです（＾ν＾） (2019年8月23日 1時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年8月8日 21時
