_________ ページ26
.
龍「別にええと思うけどなー」
「でも韓国の芸能人ってほんま細いで？」
並べんやろ、とA。
「私もトレーニング通おうかなー」
龍「ええやん。一緒に行く？」
「龍友くんとは絶対嫌(笑)」
龍「何でやねん(笑)」
「何となく」
龍「隅から隅までトレーニングするで？」
「言い方(笑)」
龍友が冗談を言っているうちに、お湯張りが終わったとアナウンスが流れる。
「さ、私入ってくるけん」
龍「僕も」
●クミンのように後ろからついて回る龍友に、脱衣所の前で話しかける。
「またついてくる(笑)」
龍「やから水道代節約やん(笑)」
「絶対それだけやんな？」
龍「0.1%くらい下心あるかな？」
「むしろ99.9%が下心ちゃうん(笑)」
そう言いつつも、諦めがついている様子のA。
龍「あかんのー」
「勝手にしてください」
そう言いながら脱衣所に入っていったAを、やはり龍友はピ●ミンのように追いかける。
龍「じゃあ勝手にする」
そう言って嬉しそうに眺めている龍友に気付かず、トップスを脱いだA。
「何してんのあんた」
振り返ると、ただジーッとこちらを見ている龍友。
龍「勝手にしろって言ったやん」
「だから何やねん」
龍「だから勝手にしてんねん」
「で、眺めてるん」
龍「ん、いい眺めやなって思って」
「どこまでも変態やな、ほんま(笑)」
呆れ果てて、どうでもよくなった様子。
あっさりと脱ぎ終わって、浴室に入って行った。
龍「え、待ってや」
龍友も慌てて脱いで、追いかける。
こうして2人は仲良く入浴を済ませた。
___________________
「龍友くん熱い」
ベッドに入って目を瞑ったAが、後ろから抱きついている龍友にぼやく。
龍「そんなことないやろ」
「いっつも熱い」
龍「ええやん。エアコンで風邪引かんくて」
「エアコンついてるのに毎日寝汗すごいねんけど、最近」
龍「代謝上がったんちゃう？」
「あんたのせいやわ(笑)」
寝られへんわ、と目を開けて龍友の方に体を向ける。
龍「Aちゃんが冷たいんやって」
「それは体が？態度が？」
龍「両方って言ったら怒る？」
「別に怒らんよ(笑)」
そう言って龍友の体に腕を回す。
「もう寝よ？」
龍「これからちゃうん」
「ん、ちゃう」
龍「じゃあ明日に期待するわ(笑)」
おやすみ、と龍友。
「ん、おやすみ」
龍友にキスをして、眠りについた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 200人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
べてぃ。(プロフ) - あさのさん» コメントありがとうございます(^^)是非、書かせていただきます！しばらくお待ちください(^^) (2019年8月23日 8時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！裕太くんと仲良しすぎて龍友の独占欲が爆発しちゃうところがみたいです（＾ν＾） (2019年8月23日 1時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年8月8日 21時
