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龍「しばらく離れ離れが多いんやったら、Aちゃんとの時間もちゃんと作りたい」
「ありがとう」
龍「やから、週に一回はデートしよか」
「そんなん無理せんでええよ(笑)」
龍「一緒に帰るだけでも充分なデートやん。週に一回帰りに待ち合わせて、寄り道して帰ろうや」
「ん...わかった」
少し俯いてそう答えるA。
龍「嫌なん？」
突然俯くので、心配そうにAの顔を覗き込もうと、横髪に触れる。
「ちゃう...嬉しくてにやけてしまった」
そう言って恥ずかしそうに頬を赤らめて笑うAと、やっと視線が重なる。
龍「めっちゃ可愛いねんけど(笑)」
そう言って少し龍友も頬を赤らめる。
「龍友くん」
龍「どうした？」
「私やっぱり龍友くんと付き合ってよかった」
幸せ、と言いながら龍友に抱きつく。
龍「そう言ってくれたら、僕も諦めんくてよかったって思えるわ」
そう言って、Aをギュッと抱きしめる。
「なんか最近龍友くんがおるの当たり前に感じてたけど...」
龍「けど？」
「そうやってまだ私に歩み寄ってくれるんやって思ったら、めっちゃ嬉しかった」
たまには彼女らしいやろ、と照れ隠しに冗談を言う。
龍「そうやなー。確かに最近半分恋人で半分友達みたいになってたかもな」
「それだけ素を出せてるってことやねんけど」
龍「でも僕はまだイチャイチャしたいわー」
そう言ってAの肩に手を回してグッと引き寄せる。
龍「なかなか会えへんくなったら、また新鮮なこと増えるかな？」
「そうなんちゃう？」
Aはチュッと音を立てて、龍友の頬に口付ける。
龍「今日めっちゃ甘いやん」
どうしたん、と言いながらとても嬉しそうな龍友。
「たまにはいいやん」
龍「もうちょっと頻度高くてもええよ？」
「それは無理(笑)」
キャラちゃうわ、とAは立ち上がる。
龍「お風呂行く？」
「ん、最近シャワーばっかやったし、溜めようかなって」
龍「ほなそうしよー」
完全に一緒に入る気でいる龍友をよそに、とりあえずスイッチを入れる。
「しばらくビールは制限しようかな」
スイッチを入れたついでに、冷蔵庫を覗きながらそう言うA。
龍「え、どうしたん」
「だって太れんもん。あと2本のこのビール消化したら、しばらく買わん」
悲しいー、と言いながらソファーに戻ってくる。
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べてぃ。(プロフ) - あさのさん» コメントありがとうございます(^^)是非、書かせていただきます！しばらくお待ちください(^^) (2019年8月23日 8時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！裕太くんと仲良しすぎて龍友の独占欲が爆発しちゃうところがみたいです（＾ν＾） (2019年8月23日 1時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年8月8日 21時
