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「もう、何なん」
裕「絶対できた。めっちゃジンジンする」
「見せてみ」
仲が良いのか悪いのかわからない2人。
「できてへんできてへん。平気やって」
裕「その言い方絶対嘘やん！」
「もう、何なん、喧嘩しに来たんちゃうやろ！」
裕「Aちゃんが叩いたんやん！」
ありえへんわ、とふてくされてしまった裕太。
「えー、何で私がキレられるんすかー。意味わからへん」
裕「その言い方もムカつく」
「は？あんたが脅かしたんが始まりやろ！」
こうしてひとしきり言い合いをする2人。
時刻は夜中の1時だというのに、いい大人2人が罵り合っている。
「あー、疲れた」
裕「ん、ほんま」
「映画終わってるし」
裕「結末見てへんやん(笑)」
「アホやなー、私ら(笑)」
何も変わらへん、と笑う。
裕「もう寝よか」
「ん、やな」
2人は寝室に移動して、ベッドに入る。
裕「Aちゃん」
暗闇の中で、少し力なくAの名前を呼ぶ。
「どうしたん」
裕「今日はありがとう」
「ん、ええよ。私も久しぶりにゆうぴと2人で過ごしたかってん」
裕「龍友くんに感謝やな」
「ちょっとは成長したやろ、龍友くんも(笑)」
裕「そうやな(笑)俺はできへんわ」
「あんたも充分できてるで」
もう寝よ、とA。
裕「まだ」
「何やねん。抱き散らかすん」
裕「ん、そう」
「アホ(笑)」
嫌や、と笑うA。
裕「そんな笑わんでええやん(笑)」
「いや、だっておもろいやん(笑)」
裕「あかん、全然そんな雰囲気ならへんやん(笑)」
「もうダメやな、これは(笑)」
元々そんな気なんて2人ともないくせに、やけに盛り上がる。
裕「あー、あかん、もう絶対Aちゃんのこと抱かれへん(笑)」
「こっちが願い下げやわ(笑)」
裕「この会話龍友くんが聞いたら怒るかな(笑)」
「もう今更怒らへんやろ(笑)」
裕「やっぱ楽しいわ、Aちゃんとおるの」
突然マジメにそう言う裕太に、何やねんいきなり、とA。
裕「だってそう思ってんもん(笑)」
「もう笑ってるやん(笑)」
裕「いや、笑えるやん(笑)」
「私もゆうぴとおるの、楽しいで？」
裕「ん、知ってる」
「えー、もう少し喜んでや」
裕「喜んでるで？」
「バク転くらいしてほしいわ」
裕「アホちゃうん(笑)」
するわけないやろ、と裕太。
こうしてひとしきり盛り上がった後、やっと2人は眠りについた。
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べてぃ。(プロフ) - あさのさん» コメントありがとうございます(^^)是非、書かせていただきます！しばらくお待ちください(^^) (2019年8月23日 8時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！裕太くんと仲良しすぎて龍友の独占欲が爆発しちゃうところがみたいです（＾ν＾） (2019年8月23日 1時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年8月8日 21時
