__雨の日__ ページ47
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せっかく2人一緒のオフの日ができたというのに...
龍「雨やー...」
「やなー」
龍「せっかくチビ達連れて出掛けよう思ったのに」
「やなー」
龍「めっちゃショック」
「やなー」
2人で窓の外を眺めながらそんな会話を交わす。
龍「せっかくの休みやもんなー...」
「やなー」
龍「さっきからそれしか言わへんやん」
「やなー」
龍「口無くなったん？」
「あるで？」
ここ、と少し尖らせて指差す。
龍「ほしい？」
「ん、ほしい」
龍「どんくらいほしい？」
「めっちゃほしい」
龍「めっちゃてどんくらい？」
「こんくらい...」
そう言ってAは龍友に深く口付ける。
「わかった？」
唇が離れて、挑発的な表情で言うAは色気を帯びていて、雨が降っている窓の外の風景がやけにマッチしている。
龍「わかった」
「ん、よろしい」
Aは満足げにソファーに戻って犬たちと戯れる。
龍「なぁ、何するー？これから」
「そうやなー。何しよかねー」
すっかり意識は犬たちに向かって、龍友への返事は上の空。
自分が飼いたくて招いた可愛い犬たちも、この時ばかりは少し恨む。
「くすぐったいやーん(笑)」
犬に舐められてクスクスと笑っているA。
龍「僕も構ってやー」
そう言ってAに擦り寄る龍友。
「でかっ(笑)」
龍「でも可愛いやろ？」
「んー、微妙...(笑)」
龍「何やてー(笑)」
さっきまでのテンションはどこに行ってしまったのか。
すっかりイチャついている2人。
「龍友くん」
龍「ん？」
「好きやで」
何度も言っているのに、いつも自分から言うときは恥ずかしそうにするA。
龍「俺も好きやで...」
そう言って深く優しく口付ける。
しばらく唇が重なって、ゆっくりと離れる。
「...」
龍「その目の誘惑には勝てんなー」
視線が重なって、お互いトロンとした甘い目つきをしている。
「でも今はお預けやろ」
龍「そんなんできる？」
甘く掠れた声の2人。
「今日はデートちゃうかったん？」
頬に手を当てて近距離で会話を交わす。
龍「これもデートちゃうん？」
「外でデートはなくなったん？」
龍「ここが1番独占できるもん...」
そう言って再び唇が近付く。
が、しかし...
龍「殿ー(笑)」
殿によって阻止される。
「ははっ(笑)仲間はずれは嫌やんなー？」
そう言って甘いムードは一変して、結局2人とも犬たちとしばらく遊ぶことに。
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べてぃ。(プロフ) - あさのさん» こちらこそリクエストありがとうございました！これからもよろしくお願いします(^^) (2019年7月24日 8時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - MVのリクエストした者です！めっちゃドキドキしました！本当にありがとうございました、これからも楽しみに更新まってます！ (2019年7月24日 0時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - らむさん» ありがとうございます！多分私も書いてる時ニヤニヤしてます（笑） (2019年7月14日 23時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - ゆうぴと2人での絡みだいすきです！笑 (2019年7月13日 23時) (レス) id: 9bfa0e912f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年7月12日 17時
