_________ ページ38
.
亜「でもぶっちゃけさー、俺2人がくっつくと思ってなかった」
「それは私も」
亜「今だから言うけど、裕太くんとお似合いだと思ってたし」
言わなかったけど、と亜嵐。
「まぁでもそれはそれで...ね？」
裕「やなー。この関係で慣れた」
本音なのか、気持ちを隠しているのか、読み取れない様子の裕太。
亜「2人は2人の世界があるもんなー。なんか言葉なくてもわかる的な」
裕「それはわかる」
「ん、やんな」
龍友が待っていることを忘れているのではないかといった3人。
「あかん、お腹いっぱい。2人で食べて」
もうギブ、とAは椅子にもたれる。
裕「ビール飲みすぎやろ」
亜「お腹膨れるよね」
「それもあるけどー」
必死に食べている2人を眺めている。
「なぁなぁ、3人で写真撮ろ」
亜「いいねー」
あと少しで食べ終わるところまできているのに、写真に夢中になる3人。
こうしているうちに、結局そこそこの時間が掛かって、やっと店を後にした。
________________
「ただいまー」
機嫌よくリビングに入ると、犬たちと寄り添ってテレビを見ていた龍友。
龍「おかえり」
亜「お邪魔しまーす」
裕「お邪魔しまーす」
龍「はーい。遅かったな」
「まだ食べ終わってなかってん」
龍「そっか。楽しかった？」
「ん、まだ楽しいで？」
少しだけ酔いが回っているのか機嫌が良さそうなA。
裕「龍友くん今日泊まっていい？」
龍「ええよー」
亜「あ、そういう感じなん」
「亜嵐も泊まろ？」
龍「何で呼び捨てなん、ほんまに」
裕「俺も気になってた」
「私ら2人が思ってるより仲良いで？」
亜「ん、そういうことー」
イマイチ腑に落ちていなさそうな2人だが、くつろぎ始めた亜嵐とAを見て、一旦は落ち着かせる。
この後ダラダラと喋ったり、ゲームをしたり、順番にお風呂に入ったりと、気ままに過ごした一同。
裕太と亜嵐をリビングに残して、龍友とAは寝室に入った。
龍「楽しんできたん」
「ん、そう。やっと亜嵐くんと少人数でご飯行けた」
龍「そうやんなー。全然行けてへんかったもんな」
「やから嬉しかった」
龍「僕は寂しかったけど？」
そう言ってAに抱きつく。
「なぁ」
龍「ん？」
「毎日youtubeで私の名前検索してたん？」
龍「え、何で知ってるん」
「ほんまやったんや(笑)」
龍「だって気になっててんもん」
「まぁ、いいけどさ、ストーカーて言われてたで(笑)」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 192人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
べてぃ。(プロフ) - あさのさん» こちらこそリクエストありがとうございました！これからもよろしくお願いします(^^) (2019年7月24日 8時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - MVのリクエストした者です！めっちゃドキドキしました！本当にありがとうございました、これからも楽しみに更新まってます！ (2019年7月24日 0時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - らむさん» ありがとうございます！多分私も書いてる時ニヤニヤしてます（笑） (2019年7月14日 23時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - ゆうぴと2人での絡みだいすきです！笑 (2019年7月13日 23時) (レス) id: 9bfa0e912f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年7月12日 17時
