__衝突__ ページ21
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コンビニに行って、翌日の朝食を選ぶ。
「ごめんなー、最近忙しいし外食も多いから、買い物できてへん」
龍「ん、平気」
「たまには手料理作らんと、私こそ浮気されそうやわー(笑)」
どうにかこの空気を変えようと、冗談を言ってみるA。
龍「するわけないやん」
「ん、知ってる。私もするわけないんやけどなー？」
そう言って顔を覗くが、完全に不機嫌になってしまっている。
「そんな不機嫌にならんでや」
そう言って繋いだ手をギュッと握ってみるが、握り返してくることはない。
「もう...私だってそろそろ怒るで？」
先ほどの声にトーンとは明らかに違う。
龍「じゃあわざわざ見せつけんでもええんちゃうん」
龍友も言いたいことが溜まっていたのか、そう言い放つ。
「別に見せつけてなんかないやん」
龍「家の前まで送ってもらう必要ないんちゃうん。俺が通るかもしれへんのに」
「やましいことないからやん。わざわざどこかで降ろしてもらうのもおかしいやろ」
龍「そもそも最初から送ってもらわんでも良かったんちゃうん」
「...わかった。もう今日は私自分の部屋行くわ」
そう言ってコンビニを出て行くA。
龍「待てって」
そう言って慌てて追いかける龍友。
「今日は一緒におったら喧嘩にしかならんから。私は自分の部屋に行く」
龍「こんな時間に何言ってんねん」
コンビニの外で口論になってしまう。
「龍友くんがいっつもそんな風に言うやん。やから送ってくれるって言ってくれてお願いしただけやん。何でそんな怒るん」
龍「タクシー乗ればよかったやん、って話やん」
「とにかく、今日は一緒におらん方がいいから。すぐそこやし、私もう行くで」
そう言って、Aは去ってしまった。
龍友は後を追うこともなく、自宅に帰った。
龍「余裕なさ過ぎやろ...」
苛立っていた龍友は、ソファーに座って頭を抱える。
この間にも元カレに連絡をするかもしれない、という被害妄想をしては、自己嫌悪に陥る。
一方でAも、さすがにずっと疑いをかけられて苛立っている様子でシャワーを浴びる。
浴室を出て髪の毛を乾かすとすぐに寝室に入り、久しぶりのベッドに身を預ける。
「はぁ...何でなん」
天井を眺めながら、大きなため息をつく。
この日はそれぞれ、苛立ちながら夜を過ごすことになってしまった。
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べてぃ。(プロフ) - あさのさん» こちらこそリクエストありがとうございました！これからもよろしくお願いします(^^) (2019年7月24日 8時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - MVのリクエストした者です！めっちゃドキドキしました！本当にありがとうございました、これからも楽しみに更新まってます！ (2019年7月24日 0時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - らむさん» ありがとうございます！多分私も書いてる時ニヤニヤしてます（笑） (2019年7月14日 23時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - ゆうぴと2人での絡みだいすきです！笑 (2019年7月13日 23時) (レス) id: 9bfa0e912f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年7月12日 17時
