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『東京の方ですか？』
龍「僕は元は関西ですね。彼女は九州とか関西とか、お父さんが転勤族だったみたいで」
『失礼ですけど...テレビに出てらっしゃる方ですよね？』
龍「あ...まぁ、一応(笑)」
『実はうちの嫁がファンなんですよ』
龍「おー、ありがとうございます。奥さんによろしく伝えてください」
『いやー、伝えたら喜びますよ』
龍「Aちゃん、これ食べてみて？めっちゃうまいで」
「うん」
人見知りをしているのか口数が少ないA。
『お連れさんもテレビに出てる方ですか？』
「いや、私はどちらかというと裏方で...」
『そうなんですね。お綺麗なんで、てっきりテレビに出てらっしゃるのかと』
龍「ですよねー？」
龍友はアルコールは飲んでないが、雰囲気に酔っているのかまんざらでもなさそう。
「もう、そんなん言わんでいいから(笑)」
龍「だって嬉しいやん？Aちゃん実際可愛いもん」
『仲良しですね(笑)』
龍「まぁ...(笑)」
こうして楽しい食事の時間は過ぎていった。
「ご馳走様でした」
店を出てすぐにAがそう言った。
龍「服買ってくれたお礼やん」
「あの服よりだいぶ高いけどな(笑)」
そう言うAの手を握る龍友。
ちょうどエレベーターが来て、2人は乗り込む。
龍友はドアが閉まるのと同じくらいゆっくりと、Aに覆い被さるように壁に手を付く。
龍「じゃあ、残りは帰って身体で払って？」
そういって挑発的な表情をする。
「アホ...」
少し恥ずかしそうに俯くAの顎を持ち上げて、唇を絡めた。
龍「これでもする気にならへんの」
「もう...」
そう言うとちょうどエレベーターのドアが開いて、別の階から人が乗ってきた。
スッと横にずれて、Aの指に自分の指を絡める。
1階に着いて、ビルを後にした。
龍「何黙ってるん」
「別に？」
まだ恥ずかしさがあるのか、弱気な態度のA。
そんなAを見て、強気な態度で耳元に口を近付ける龍友。
龍「ムラムラしたん？」
それだけ言って、Aの顔を覗き込んだ龍友は、完全に勝ち誇った顔をしている。
「したらあかんの？」
やっと平常心を取り戻したのか、強気になったA。
龍「こんな街中でそんなん言っていいん」
「あかん？」
龍「いや、僕はいいけど」
そう言って腰に手を回す。
「手付きがやらしい」
龍「Aちゃんの目付きのがやらしいけど？(笑)」
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べてぃ。(プロフ) - らむさん» それに関しては私も、そういう展開の方がよかったかなって思ってたので、あのストーカー男になるかはわかりませんが、龍友くんに守ってもらう話は書かせていただきます(^^) (2019年6月26日 23時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - もう一度あのストーカー男を登場させてもらいたいです！次は龍友くんに守ってほしい…（笑）いつもお話楽しませてもらってます！ (2019年6月26日 22時) (レス) id: 9bfa0e912f (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます！いつかきっと、と思ってます(^^) (2019年6月25日 23時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 龍友くんと結婚してほしいです！ (2019年6月25日 22時) (レス) id: 6f8326d110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年6月14日 13時
