__龍友が__ ページ5
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Aが韓国に渡って2日。
龍友はたまたま事務所で先輩と遭遇した。
『あ、龍友！いいとこにいた！』
龍「どうしたんすか？」
『いや、実は女の子に紹介してって言われてるんだけど、いい？』
龍「え...いや...僕今彼女...』
今彼女います、そう言おうとしたのだけど...
『嫌だったら返事とかしなくていいし、とりあえずラインだけ交換してあげて！向こうに送っとくから！』
そう言って先輩は去ってしまった。
それから数時間後、早速その相手が龍友に連絡してきた。
相手は芸能界で働くまだ無名のモデル。
名前と、先輩から紹介してもらった、よろしく、みたいなことが書かれていた。
龍「どうしよ...」
とりあえず先輩の顔を潰すわけにもいかないので、適当に返信して、食事の誘いだけは頑なに断った。
休憩中に龍友はまた浮かない顔をしていると、涼太が近寄ってきた。
涼「またAさんすか」
そう言って呆れた表情をしている。
龍「ちゃうねん...」
そう言って経緯を説明すると、ややこしそうな表情をする涼太。
涼「でもぶっちゃけ、先輩とAさんどっちが大事なんだって話でしょ。そんなん答え見えてるやん」
龍「そうなんやけど...顔潰すわけにもいかへんし、とりあえず適当にしばらく返信だけしてフェードアウトしよかなって」
涼「っていうか、隙を見て彼女いるって言えばいいじゃないんすか？」
龍「ん...そうやんな」
涼「まぁAさんてヤキモチ妬くようなタイプちゃうと思うし、事情は話せばわかってくれそうですけどね」
龍「Aちゃんまた今忙しいし韓国いるから、帰ってきたらちゃんと説明するわ」
こうして一旦この件は終わった。
その翌日の夜、Aと電話する時間ができた。
龍「そっちどう？」
「んー、デビュー曲任せてもらってるし結構重大やな。もうMV撮影もするけど」
龍「そっかー。大変やんな」
「ん、そうやねー。けど楽しいしめっちゃ可愛い子やねん。ソロなんやけど...」
そう言って色々話してくれるが、龍友はいくら相手に気がなくても女性と連絡を取り合ってることが申し訳なくて、どこか上の空。
「大丈夫？疲れてるやろ。もう寝よ」
龍「え？あ...うん、ごめん」
「ゆっくり寝てな？じゃあまた連絡する」
せっかくの貴重な時間を上の空で過ごしてしまったことに、また罪悪感を感じながら、龍友は眠りについた。
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べてぃ。(プロフ) - らむさん» それに関しては私も、そういう展開の方がよかったかなって思ってたので、あのストーカー男になるかはわかりませんが、龍友くんに守ってもらう話は書かせていただきます(^^) (2019年6月26日 23時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - もう一度あのストーカー男を登場させてもらいたいです！次は龍友くんに守ってほしい…（笑）いつもお話楽しませてもらってます！ (2019年6月26日 22時) (レス) id: 9bfa0e912f (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます！いつかきっと、と思ってます(^^) (2019年6月25日 23時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 龍友くんと結婚してほしいです！ (2019年6月25日 22時) (レス) id: 6f8326d110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年6月14日 13時
