__知り合う__ ページ33
__龍Side__
あの日以来、Aちゃんの口から裕太くんの名前を聞く頻度が増えた気がする。
最初の数日は嬉しかったんやろって思ってんけど、連絡の頻度も増えたみたいやし、少しモヤモヤしてしまう。
Aちゃんのことで一喜一憂するのは慣れたけど、いっつも休憩中に顔に出てしまって、メンバーに心配かけるのもちゃうかなって思って、何もなかったように過ごしてた。
Aちゃんは日本にはいるけど、新しい仕事の依頼で忙しいし、僕もリハ続きで結構疲れが溜まってた。
「この間ゆうぴと電話しててんけど...」
せっかく会えたのに、また裕太くんの話。
僕だって裕太くんとほとんど毎日会ってるし、そんなに聞きたい話ではない。
はよ終わらへんかな、って思ってたら、すっかり話の内容なんて聞き漏らしてた。
「なぁ、聞いてる？」
あかん、全然聞いてへん。
龍「ごめん、考え事してた」
「もう、人が聞いてんのに」
龍「ごめん、何やっけ」
「やから、今度ゆうぴと大阪のPGでレッスンしに行った時、一緒にユニ●行っていい？」
龍「あ...うん...」
行っても全然構わんし、裕太くんのことも信用してるから大丈夫って思ってるけど、煮え切らへん返事をしてしまった。
「どっちなん？」
嫌なら行かんけど、って言うAちゃんの顔には、でも私は行きたい、って書いてあるようにしか見えへんくて、そんなん見たらいいって言うしかないやん。
龍「行ってき」
「ん、ありがとう」
そう言ってAちゃんが隣に座ってきた。
「なぁ...言いたいことあるなら言って？」
あぁ、見透かされててんなー...
龍「ん...」
「いつまでそんな顔してるつもりなん。私が気づいてないと思ったら大間違いやけど」
顔を覗き込んでくるAちゃんを見て、言うかめっちゃ迷った。
龍「最近ずっと裕太くんの話するなって...思ってん」
「そう言われたら、そうかもしれん...嫌やった？」
龍「嫌じゃないし、2人とも信用してるけど、Aちゃんちに泊まって以来めっちゃ仲良いし、最近ずっとモヤモヤしてた...ごめん」
信用してるって言っときながら、結局疑ってるみたいになって申し訳なかった。
「ごめん...仲良いって昔の通りやで？別により戻したいとかないし」
龍「わかってんねん、わかってんねんけど...妬いてしまう。Aちゃんのこと好きになってから、僕ずっとこんなやん...」
なんか話してたら自分が情けなくなってきた。
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べてぃ。(プロフ) - らむさん» それに関しては私も、そういう展開の方がよかったかなって思ってたので、あのストーカー男になるかはわかりませんが、龍友くんに守ってもらう話は書かせていただきます(^^) (2019年6月26日 23時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
らむ(プロフ) - もう一度あのストーカー男を登場させてもらいたいです！次は龍友くんに守ってほしい…（笑）いつもお話楽しませてもらってます！ (2019年6月26日 22時) (レス) id: 9bfa0e912f (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます！いつかきっと、と思ってます(^^) (2019年6月25日 23時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 龍友くんと結婚してほしいです！ (2019年6月25日 22時) (レス) id: 6f8326d110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年6月14日 13時
