年上彼女と結婚します (ページ8)

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H「その言い方はとてもいいですね。2人は黙ってるけどどう？(笑)」

主役だろうー、と茶化され、2人揃って恥ずかしそうにする。

「私は...賛成です」

龍「僕もいいと思います」

「私の雰囲気のせいでバレたことなので、あくまでそこに関してコメントすればいいと思います」

結婚や妊娠には触れたくない、とAの主張を尊重して、JYPサイドからのコメント発表が決まった。

思いの外早く事がまとまったので、雑談タイムに入る。

パ「龍友さんとは、初めてお話しますね」

龍「そうですね。活躍拝見してます」

パ「ありがとうございます(笑)2人は結婚式はしますか？」

「今のところ何も決まってなくて」

パ「韓国で写真を撮ったら、こーんな大きなパネルが買えますよ(笑)」

高いですけど、としばらく韓国の結婚文化について聞く。

H「これから入籍の日程も決めるだろうから」

龍「そうですね」

H「また決まったら教えてね」

発表があるから、と芸能人ならではの要求を受ける。

こうして雑談もそこそこに会議は終わった。

この後もAはミーティングが入っていたので、そのままの状態で開始する。

内容としてはこれからの韓国での活動スケジュールと、今後の契約についてだった。

今年の8月いっぱいでJYPとの歌手活動における業務提携契約が切れることになっている。

まさか自分の結婚がここに重なるとは思ってもいなかったAは、ずっと決断できずにいた。

しかし、これをきっかけに気持ちが固まったらしい。

スタッフから更新の意思について聞かれ、一息置いて話し始める。

「正直ずっと決められずにいました。楽しんでいる自分と、日本と韓国の活動の両立に悩む自分がいたので...」

そこまで言ったところで、Aはまず結論を述べ始める。

「色々言っても仕方がないので、結論から言います。歌手活動の継続はしません。これから結婚するに当たって、日本をメインとして生活したいと思ったからです」

そう述べると、パク・ジニョンから拍手が起こる。

パ「とても賢明な判断だと思うよ」

「こんな機会もないので、少し話してもいいですか？」

ここまで流暢に韓国語で話していたAだったが、自分の言葉でしっかり伝えたかったのか、マネージャーに通訳を頼む。

「私の歌手活動の始まりは韓国でした。韓国での活動は、楽しいことだけではなかったけれど、私の生活を180度変えました」

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