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「どうしたん？」
龍「充電器欲しくて」
「え、私の部屋あるのに」
龍「え、わからなかった」
「ベッドの横の引き出しの1番上にあるで」
龍「そっか、わかった」
裕「把握してへんの(笑)」
龍「何回かしか入ってへんから(笑)」
浮気はダメやでー、と龍友は去って行った。
裕「びっくりした」
「え、そうなん」
裕「びっくりするやろ(笑)」
アホか、と言いながら目を瞑る裕太を見て、Aもそっと目を瞑った。
こうして2人は眠りについた。
翌朝、先に起きた龍友が2人を起こしに来る。
龍「朝やでー」
起きてー、とほぼ同じ時間に出発する2人に声をかける。
「んー、もう朝なん...」
早い、とAは眠そうに裕太にくっつく。
裕「暑いって」
「嘘つき」
裕「ほんまに暑い」
ずっと暑かった、と言う裕太は、布団をほとんどかぶっていない。
龍「Aちゃん本当に暑そうやから(笑)」
離れてあげて、と龍友はAを引き剥がそうと試みる。
「やだー(笑)」
龍「裕太くんほんまに嫌そうやから(笑)」
「やだやだー」
裕「ほんまやめろって(笑)」
寝汗やばいし、と裕太。
龍「ほら、裕太くんもこう言ってるし、シーツ替えるから降りて(笑)」
こうして賑やかな一同はやっとリビングにやって来た。
Aが朝食を作っている間に龍友がシーツを洗うために洗濯機を回す。
裕「いいチームワークやなー」
「そうやろー」
裕「惚気てんなよ(笑)」
「自分が言ったんやん(笑)」
そう返せば、俺も見習うわ、と珍しく素直なところを見せる。
「「いただきまーす」」
3人は嬉しそうにAが作った朝食にありつく。
裕「うまっ」
「それはどうも」
龍「ん、うまい」
「ありがとう(笑)」
慌てんとって、と嬉しそうなA。
裕「なんか新鮮やな」
龍「ほんま」
「前はよくあったのにな」
龍「ほんまやなー」
「ゆうぴがたまに来てくれたらいいのに」
裕「考えとくわー」
食事に夢中のようで、話半分の裕太。
「シロちゃんに迷惑じゃない程度でやけどな？」
龍「ていうかシロちゃんも来たらええやん」
「それめっちゃいいやん」
今度お泊まり会をしよう、と意気込むA。
裕「言っとくわ」
「よろしくー」
こうして仲良く朝食を済ませると、それぞれ支度をして、それぞれの仕事に出掛けたのだった。
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2021年7月7日 17時
