年上彼女と結婚します (ページ25)

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「あっ...ダメ...」

龍「ダメじゃないやろ？」

こんなになってるのに、と龍友に見つめられると、もう何かを言い返す余裕もなくなってしまった。

龍友がそのまま刺激し続けると、呆気なく昇り詰めてしまったA。

龍「まだ終わらないよ？」

そう言ってAに被さると、そっと侵入させる。

こうして甘い夜が更けていく。

気付けば龍友の腕の中で寝息を立てているAの頬を、龍友はそっと撫でる。

ビクリとも動かない無防備な姿に、龍友の口角が少し上がる。

龍「おやすみ」

こうして2人は眠りについた。

翌朝、時間があった2人は、外で朝食を取る計画をしていた。

龍「Aさーん、起きてくださーい」

アラームで目を覚ました龍友は、Aに声をかけてみるが起きる気配はない。

龍「Aさーん」

「んー...」

龍「起きれる？」

「ん...無理やん...」

龍「起きないとイタズラしちゃうよ？」

「どんな...？」

そう言っていると、うなじの辺りにチクリと痛みを感じる。

「もう...」

仕事あるのに、と言いかけた唇は龍友に塞がれてしまった。

「ん...」

龍「起きた？」

「起きるやろ...」

龍「朝ごはん食べに行こう？」

「ん...」

こうして2人は仲良く朝食を食べ、それぞれの仕事へ向かった。

『あ...』

この日ヘアメイクを担当してくれたのは、たまたま裕太の彼女だった。

「ん？」

『Aさん、今日はアップにはできなさそうですね(笑)』

「あ...忘れてた」

最悪、と気まずそうなAの心情を察してくれたようだ。

『仲良しで何よりですけどね(笑)』

「もうシロちゃん以外のメイクさんにも、何回見られたかわからへん」

『まぁ...仕事のことを考えるなら首はやめて欲しいですけど(笑)』

「シロちゃんから言ってくれる？やめてって(笑)」

『明日スケジュール一緒なんで言っときます(笑)』

ついでに裕太からも言ってもらう、と裕太の彼女。

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裕「そうやそうや」

やめろよ、と翌日のジェネの楽屋で咎められる龍友。

『Aさんの立場も考えてあげてよ(笑)』

恥ずかしそうだったよ、と裕太の彼女が言うと、すいませーん、とあまり悪びれていない龍友。

亜「結婚すんのに」

涼「あの独占欲は健在なんですね」

メ「Aちゃんも優しいからね」

玲「そう言う問題？」

隼「違うと思うわ(笑)」

龍友の独占欲は、まだまだ続きそうだ。

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