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「なぁ、デザート食べへん？」
龍「え、なんかあるの？」
「簡単やけど、チョコプリン作ってんけど」
龍「食べるに決まってるやん」
ちょうだい、と子どものようにそそくさとテーブルで待機する。
「そんなに？(笑)」
どうぞ、と冷蔵庫から取り出してスプーンを添える。
龍「いただきます！」
「めっちゃ簡単に作ったやつやけんね？(笑)」
龍「ん、めっちゃうまい」
「慌てんでいいけん(笑)」
ゆっくり食べて、と微笑ましそうに見つめつつ、Aも口へと運んだ。
龍「これ簡単にできるんや」
「ん、そうやで」
龍「めっちゃいいやん」
「そんなに気に入ってくれたん(笑)」
オマケのつもりやった、と少し照れているA。
こうして2人はしばらくテレビなどを見て過ごし、一緒に寝室にやってきた。
龍「ありがとう、Aちゃん」
「どういたしまして」
龍「薔薇買えへんかったの悔やまれるわー(笑)」
「日本にはホワイトデーがありますから(笑)」
そう言うと、それもそうかと龍友。
龍「なぁ」
「ん？」
龍「Aちゃんも食べたいなー」
そう怪しく言うと、そっとAに覆い被さる。
「ダメって言ったらどうする？」
龍「爆発するかなー」
「真面目に言うのやめて？(笑)」
そう笑いつつ、Aがそっと口付ければ、それを逃さぬよう貪る龍友。
「んっ...」
龍「大好きやで...」
私も、と言いかけた唇は再び塞がれてしまう。
あっという間に身に纏っていたものを剥ぎ取り、2人は直に肌を重ねてお互いの体温を感じる。
「龍友...」
龍「ん...？」
「大好きやで...」
龍「そんなん言われたら...」
止まれへんやん、と諦めたように笑うと、そっとAを包み込み下に指を添える。
「ん...」
龍「溢れてるけど？」
「龍友がしたんやん...」
龍「僕もAにされてんねんけどなー」
どうしてくれるん、とAの手をそっとそこへ運ぶ。
「どうしよう...」
恥ずかしそうにそう言うと、そっと手で刺激する。
龍「もっとして...」
そう言って龍友も指を侵入させると、ゆっくりと刺激する。
「気持ちいい...」
龍「音聞こえるけど？」
「そんなことない...」
龍「ちゃんと聞いた方がいいで？」
ほら、とわざと音を立てて強く刺激する。
段々と昇り詰めてくる快感を必死に堪えようとするが、龍友はその手を止めることはない。
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2021年7月7日 17時
