年上彼女と結婚します (ページ15)

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◇御一行ページ15

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Aちゃんおはよう!今日の午後のミーティングなくなった!早く帰れるから、張り切って片付けしとくね^^

龍友が目を覚ますと、早朝から撮影に出かけたAからメッセージが来ていたことに気付く。

今日は引越し前日だが、午後に入っていた大きなミーティングが急遽違う日にリスケされることとなり、Aは午後がオフになった。

よっぽど嬉しかったのか、名前入りの舞い踊るスタンプまで送られてきていた。

龍「ふふっ...(笑)」

可愛い、と言いながら早速返信する。

龍友おはよう～今起きた。張り切るのはいいけど、ケガだけは気を付けてくれる?笑

Aちゃんオンニたちも手伝ってくれるってー!ケガしない程度に張り切るわ～笑

龍友手伝ってくれるん?お礼言っといて～!僕も早く帰れるといいなー

空き時間だったのかすぐに返信が来たので、しばらくやり取りをしながらベッドでウダウダと過ごす龍友。

Aちゃんじゃあ撮影戻るし、いい加減ベッドから出て仕事行ってや～笑

龍「え、バレてる...(笑)」

怖いわ、と言いつつ起き上がり、1日が始まる。

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スケジュールを終えたA一行は、ランチを済ませてAと龍友の家にやって来た。

一行と言ってもメインのマネージャー(オンニ)と若手マネージャー(丸ちゃん)の2人である。

「ダンボールだらけやけどどうぞー」

丸「私初めて入ります」

「ほんまやんなー」

オ「私もあまり来てないですけどね」

「とりあえずお茶でも飲む？」

そう言ってAは3人分のお茶を注ぎ、テーブルに並べる。

「何か欲しいもんあったら、持っていってもいいで」

こうして3人は一息ついたところで、残っている片付けに取り掛かる。

こういう時に至っては几帳面になるAは、要らないものには青、要るものにはピンクの付箋を貼り付けていた。

一同はとりあえず、要るものの梱包に取り掛かる。

「丸ちゃんはもう慣れた？」

新人マネージャーとして入って来た彼女は、語学堪能という理由だけでAのチームに配属されていた。

丸「やっとって感じです」

「でもオンニもちょっと休み増えて旦那さんとゆっくりできてるんちゃう？」

オ「まぁ、そうですね」

あまり休みっぽくはならないですが、と続ける。

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