(Ⅹ)年上彼女と同棲する方法 (ページ50)

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__龍Side__

それからしばらく、もしこうだったらーっていう話で盛り上がってた。

Aちゃんは子供はいつか欲しいけど、今すぐは想像がつかないかなって言うから、僕はチビ達のお世話してるのとか見てるし、すぐでもなれるんちゃう？、って言ってんけど

「まだ龍友くんと2人の時間が足りないもん」

なんて可愛いこと言うから、ベランダで押し倒してまうかと思った(笑)

子供は1人より2人以上の方がいいよねとか、もし芸能人になりたいって言い出したらどうしようかーとか、結構話してたと思う。

「龍友くんはさ」

龍「ん？」

「男の子と女の子やったら、どっちがいい？」

龍「別にどっちとかないけどなー」

「キャッチボールするのが夢とかないん？(笑)」

龍「憧れはあるけどなー(笑)でも女の子やったら僕あかんかもな」

「何が？」

龍「絶対甘いやん」

「お嫁に行かせへんとか言うんちゃうん(笑)」

龍「言いそうやなー(笑)」

「多分産まれた瞬間に言うで(笑)」

おもろいな、ってAちゃんが笑った顔見て、ふと出会った時のAちゃんの笑顔を思い出した。

あの時から僕の気持ちは何も変わってへんなって。

ずっとこの笑顔見てたいなって。

龍「ぶっちゃけさ」

「ん？」

龍「Aちゃんは結婚したいって思う？」

「んー、思うっちゃ思うし、思わないっちゃ思わないかな？」

龍「それは何で？」

「んー...難しいんだけど」

龍「うん」

「今こうやって一緒に住んで、たまにだけどこうやって楽しく過ごしてるやん？」

龍「そうやね」

「こうやってずっと一緒にいたいなーって思うねんけど」

龍「うん」

「結婚してもしなくても、私はこうやって龍友くんといれたらそれでいいなーって思うから」

龍「うん...」

「その先が結婚でもそうじゃなくても、とりあえず一緒にいたいって感じかな？」

伝わった？、って照れ臭そうにしてるAちゃん。

僕の彼女可愛すぎひん？

龍「じゃあ...結婚してもしなくても」

「うん」

龍「一緒にいたいって思ってくれてるってこと？」

「もちろん。でもやっぱ子供作るってなったら、籍は入れてた方がいいんやろな(笑)」

龍「なぁ」

「ん？」

龍「押し倒していい？」

「コンクリート痛いからやめて(笑)」

そう言って笑うAちゃんを見て僕は誓った。

絶対Aちゃんにプロポーズしようって。

【(Ⅹ)年上彼女と同棲する方法】by べてぃ。

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