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「買っといたるわー」
龍「じゃあ毎日裸エプロンで待ってるで♡」
「それはやめて(笑)」
想像してもうた、と苦笑いしながら水を喉に通した。
龍「失礼やなー(笑)」
「ほんまやめてや(笑)」
龍「Aちゃんがしてくれへんから、自分でするしかないかなって(笑)」
「想像しただけでやばいから、ほんまやめて(笑)」
こうして笑いの溢れる食卓となった。
仲直りしてたった1日でも、2人の仲の良さは増したように見えた。
久しぶりに2人で入浴を済ませて、ソファーに戻ってくつろぐことに。
龍「そういえば...色々あって忘れてたけど」
「ん？」
龍「裕太くんと喧嘩した？」
「うん...した」
一瞬にして裕太との口論を思い出し、シュンとした表情になる。
龍「その感じやと大喧嘩なん」
「ん...かなり」
今日も電話で言い合いをしてしまったことを話すと、龍友も一緒になって悩んでくれる。
Aは喧嘩に至った経緯を説明すると、龍友は優しく聞いてくれた。
龍「そっかー。シロちゃんのことは詳しく聞かないけど」
「うん」
龍「裕太くんは酔っ払った姿だけ見て、心配になったんやろうなー...」
「でも龍友くんがゆうぴの立場やったら、シロちゃんに怒ったりする？」
龍「それはないけど、Aちゃんと裕太くんくらいの仲やったら、僕の性格わかってんねんから考えてって思っちゃうかもなー...」
わからんこともないけど、と少し頭を抱える龍友。
「シロちゃんやって相当大変やってん...裕太の見てないところで苦労してんねん」
龍「そうなんや...僕も知らないもん」
「やから奢るし飲もうって言ってん」
龍「うん」
「確かにマモルくんと行ったのはあかんかったかもしれへんけど...」
龍「でもシロちゃん支えるの大変やったやろ？」
「ん...ちょうど会う直前に、もう近くのラブホにでも泊まろうって言っててん」
龍「うん」
「そしたら助っ人が現れたから頼って行ったら、めっちゃ怒鳴られるし...」
龍「そっか...」
大変やったな、とAの肩に手を回して抱き寄せた。
「あんなに怒らなくてもいいのに」
龍「そうやなー」
「何なんあいつ」
龍「そうやんな」
「しかも私のことお前呼ばわりしやがってんで？思い出したら腹立ってきた」
そう言うと怒りのままに携帯を手に取り、今にも電話をかけそうだったので龍友は阻止した。
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2020年4月17日 23時
