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龍「僕がしたかってんもん」
こうして2人は龍友が予約したホテルに向かった。
「わー、めっちゃ広い」
龍「泊まるだけやしもったいないかなと思ってんけど」
「なんかお姫様みたい(笑)」
キングサイズのベッドを見て、感動しているAを微笑ましそうに見つめる龍友。
龍「とりあえずお風呂入ろうか」
「うん！」
こうして2人は仲良く入浴を済ませる。
リビングの立派なソファーに座って、のんびりと夜景を眺める様子は非日常的で、Aも幸せそう。
龍「なぁ」
「ん？」
龍「さっき言ったやん、ずっと一緒にいたいって」
「うん」
龍「いつになるか分かれへんけど...僕はいつかAちゃんと家族になりたいって思ってるから」
覚えといて、とAの手を握る。
「...ありがとう」
龍「え、嫌やった？」
「そんなわけないやん」
めっちゃ嬉しい、と龍友の肩に頭を乗せる。
龍「可愛すぎるやろ(笑)」
そう言ってAの頭を優しく撫でる。
龍「僕は一生Aちゃんの味方やから。やから、僕には辛いことも嬉しいことも全部話してほしい」
「ん...ありがとう」
龍「僕も話すし」
「うん」
龍「隠し事するなとは言わへんけど、無理はせんとって欲しいねん」
「ん、わかった」
龍「今しんどいことない？」
恐る恐る聞くと、少し俯いたA。
「ん...ちょっと、仕事がしんどい...かも」
龍「韓国がきついん」
「うん...何ていうか...知名度が上がって、オファーがあって、いいことだって分かってるんだけど、芸能界の文化の違いについていけてない部分がある」
龍「前も言ってたもんな」
「けど自分で選んだ道やし。けど、最近お出迎えとかお見送りしてくれるファンの人とか記者の人が増えて、いっぱいの人に囲まれると怖くなる時がある...また、誰かにずっと追われてるんちゃうかって」
龍「大丈夫やから...」
そう言って、Aをきつく抱きしめる。
龍「誰もAちゃんに悪いことしようなんて思ってへんで？Aちゃんの良さを伝えたいから、みんな写真撮りに来るんやん」
「ん...そうやけど」
龍「そう考えたら僕と一緒やなー。僕もしょっちゅうAちゃんの写真撮ってるし(笑)」
そう言っておどけて顔を覗き込めば、Aも笑っている。
「龍友くん」
龍「どうしたん？」
「大好きやで？」
龍「僕やって大好きやで...」
龍友の唇がそっと触れる。
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べてぃ。(プロフ) - a0217kさん» コメントありがとうございます。亀更新が予想されますが、これからもどうぞよろしくお願いします(^^)もうしばらくお待ちください！ (2019年10月7日 23時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
a0217k(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (2019年10月7日 22時) (レス) id: 76ac5f2d97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年10月7日 19時
