__予兆__ ページ21
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あれから数日経って明日はもう帰国日だという時に、夢に龍友が出てきて真夜中に泣きながら目を覚ます。
「龍友くん...」
龍「どうしたん？何で泣いてるん」
真夜中だというのに、電話にしっかり出てくれた龍友。
「ん...夢に龍友くん出てきて...」
龍「そっかぁ...寂しくなったな？」
「ん...」
子供をなだめるようにAに話しかける。
龍「あかんなー、僕、夢に出たらあかんって言っとくからな？(笑)」
「うん...ちゃんと言っといて...(笑)」
龍「ふふっ、やっと笑った」
「ん、ごめんな？」
龍「ええよ？全然平気やし」
「寝てたやろ？」
龍「Aちゃんの枕抱きしめて寝てたで(笑)」
笑わせようと、なるべく冗談を言う龍友の優しさを感じる。
龍「明日会えるな？」
「うん」
龍「今日はこのまま電話してようか」
リビングに来て水を飲んでいる様子の龍友。
「チビ達どうしてる？」
龍「今は寝てるで？Aちゃんの声聞こえたら、起きてまうかも(笑)」
「それはあかんな(笑)」
龍「若が最近Aちゃんが恋しいみたいで、クンクン言ってるで(笑)」
「かわいいな(笑)」
龍「どんだけAちゃんのこと好きなんやろ(笑)」
「最初からやもんな(笑)」
龍「よっぽどタイプやったんやろなー(笑)」
そう言いながらベッドに寝そべる龍友。
「寝ていいで？」
龍「今は平気。Aちゃんこそ眠くなったら寝ていいからな？」
「うん、ありがとう」
Aがそう言うと、しばらく無言が流れる。
龍「明日、晩御飯何食べたい？」
「んー、久しぶりに龍友くんの手料理がいい」
龍「わかった、じゃあ何作るか考えとく(笑)」
「ん、楽しみにしてる」
しばらく話していると、Aは眠ってしまった様子。
龍友もそれを確認すると、電話を繋いだまま眠りについた。
___________________
翌日、仕事を済ませてAはマネージャーの運転で空港へと急ぐ。
「間に合うかなー」
『間に合うと思うんですけど...』
「急かしてすいません」
『大丈夫ですよー。早く龍友さんに会いたいでしょ(笑)』
そう言って少し茶化してくる。
「もう、またそんなん言って(笑)」
『だって、2人仲良しですもん(笑)』
「まぁ...否定はしませんけど(笑)」
こうして何とかギリギリで空港に到着する。
相変わらず数人のお見送りの記者達に写真を撮られ、Aは搭乗口へと向かった。
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べてぃ。(プロフ) - a0217kさん» コメントありがとうございます。亀更新が予想されますが、これからもどうぞよろしくお願いします(^^)もうしばらくお待ちください！ (2019年10月7日 23時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
a0217k(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (2019年10月7日 22時) (レス) id: 76ac5f2d97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年10月7日 19時
