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朝食を済ませて、Aが受け持っているレッスンに向かう。
デビューグループとして候補に挙がっているメンバーのレッスンなので、レベルも完成度も高い。
「じゃあ始めまーす！」
龍友はスタジオの隅の方に座って、Aの仕事っぷりと実力の高い生徒たちを見守った。
レッスンが終わり、生徒たちが口々に何かをAに語りかけるが、龍友には何を言っているか理解できていない。
龍「なんて言ってるん？」
気になった龍友がAに近づく。
「龍友くんのことちゃんと紹介してって」
そう言うと、生徒たちに龍友がどんな人でどんなことをしているか、説明している。
Aの通訳で少し交流したのち、2人は事務所を後にする。
龍「ちゃんと着替えてくれた」
「韓国は意外といるしな、ペアルック」
龍「でもちょっと照れ臭いな(笑)」
「ん、それは私も思ってる(笑)」
珍しくぎこちない雰囲気のまま、2人は前日に立てた計画通り観光して回る。
龍「2回目の焼肉や(笑)」
「そうやな(笑)」
一通り観光して回って、再び2人は焼肉店にやってきた。
龍「裕太くんとも焼肉食べたん」
「食べたねー。辛いものも食べたし」
龍「裕太くん強いもんな(笑)」
「あいつおかしいねん(笑)」
龍「そういえばさ」
「ん？」
龍「裕太くんとはお揃いの物とか買わんかったん」
「あー、買ったな、そういえば」
龍「何買ったん？」
「キーホルダー。家にあるで(笑)」
龍「学生みたいやん(笑)」
「私が可愛いって言ったら、お揃いにしよって買ってくれてん(笑)」
龍「そっかー、そんな感じやったんや」
遠くを見つめながら、物思いに更けている様子。
「もう終わった話やん」
龍「ちゃうよ、ヤキモチとかじゃなくて、僕の知らへんAちゃんやから、想像してた(笑)」
「それならいいけど(笑)」
そう言いながら、焼けた肉を頬張る。
龍「僕のこと選んでくれたんやし、後悔させたくないやん」
「そんなんしてへんよ？」
龍「そう言ってくれるから、助かってるけど」
そう言って龍友も肉を頬張る。
「裕太がな、私の体調心配してくれてた」
龍「そっか...どうなん？実際」
「ん...今んとこ平気。やけど、韓国にいる間はあんまりプライベートってないしな。なんか芸能人って感じ(笑)」
慣れへん、と苦笑いのAを見て、龍友は心配そうに見つめる。
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べてぃ。(プロフ) - a0217kさん» コメントありがとうございます。亀更新が予想されますが、これからもどうぞよろしくお願いします(^^)もうしばらくお待ちください！ (2019年10月7日 23時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
a0217k(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (2019年10月7日 22時) (レス) id: 76ac5f2d97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年10月7日 19時
