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搭乗までの間、免税店を見たり、コーヒーを飲んだりして過ごした2人。
せっかくだからビジネスクラスにしようと龍友が提案したが、近場な方なのでとAが断った。
「龍友くん行くで」
龍「ん、そやな」
こうして2人は飛行機に乗り込み、韓国へと渡る。
「空港に着いてからの事やねんけど」
龍「どうした？」
「向こうのマネージャーさんが迎えに来てくれるけど、多分、記者の人とか何人かいると思うねん」
龍「そうなん？」
別にいいけど、と気にしていない。
「んで多分写真撮られたりするんやけど、それ避けたいねん」
龍「ん、わかった」
「やから、長袖着といて？タトゥーでバレるから(笑)」
龍「ん、わかった」
「んで、なるべく一般の人に紛れてお願いします」
龍「はい」
「って、これ全部HIROさんからの指示やから、よろしくー」
龍「え、そうなん」
「ん、そう」
龍「わかった」
HIROからの指示と聞くと、一瞬で緊張感が出た様子。
「キャリーは私が持つし、龍友くん少し離れて歩いて？」
龍「えー」
「たったの5分くらいやん(笑)」
龍「そうやけど」
「向こうで撮られてもうたら、すぐにネットに載せられるから、向こうにいるのバレるからって」
龍「ん、わかった」
「やから、秘密にしとかなあかんのやで？」
龍「ん、わかった」
「ほんまかいな(笑)」
こうして2人は無事韓国に到着し、作戦通り車に乗り込んだ。
「とりあえず部屋までお願いします」
車に乗り込み、ひとまず荷物を置くためにAが滞在している部屋に向かった。
到着して、荷物を整理すれば、ここからは自由時間だ。
「さ、まず何する？」
時刻はすっかり夕刻になっていた。
龍「何か食べよか」
「ん、そやね」
何にしようー、と携帯を眺めているAの後ろから龍友が抱きつく。
龍「僕あんまり辛いもの食べられへんしなー」
「そうやんなー」
龍「Aちゃんいっつも何食べてるん」
「んー、色々食べるけどー...」
そう言うと、耳に龍友の息がかかってくすぐったそうにする。
龍「なぁ...」
「何...？」
龍「そんな風にされたらあかんやろ」
「ごめんって」
龍「あかん、スイッチ入りそう」
「やめてや(笑)」
龍「だってあかんやろ(笑)」
「私が悪かったから(笑)」
そう言うと、とりあえず出よう、と立ち上がる。
龍「行こか」
龍友はAの手を取って、部屋を後にした。
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べてぃ。(プロフ) - a0217kさん» コメントありがとうございます。亀更新が予想されますが、これからもどうぞよろしくお願いします(^^)もうしばらくお待ちください！ (2019年10月7日 23時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
a0217k(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (2019年10月7日 22時) (レス) id: 76ac5f2d97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年10月7日 19時
