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おまけの話(前編) ページ36

私はグルッペンに呼び出されていた。

「新しい任務だ。」

彼の手には封筒が握られていた。
任務の内容はlibertéという組織に潜入することだった。libertéは自由を手にすることを目的とした過激的な組織で各国から何人か送られていたがその誰もが行方不明や記憶喪失になって帰ってくるのだという。

「そこで、お前には観光客になってもらいたくてな」

「ハイル、グルッペン」



その次の日さ、トントンに告白されちゃって。嬉しくて嬉しかったんだけど…無事に帰ってこれる保証なんてなくて。

次帰ってこれた時の為って、あえて思い出だけ置いてったんだよね。

そうして私は敵地へと乗り込んだ。
もちろんわざと見つかったりしてね。
そしたら相手の中に詳しい原理はわからないんだけど記憶の操作?消去ができる奴がいてさ。ぽっかり記憶消されちゃって。そしてさ、名付けてくるのよ。
私はnoireだった。

ほかの人は知らないけど、私は優秀だったのかなかなかかわれてさ。幹部まで登りつめちゃって。そしたらここにいけって、これが最大のミスだよねぇ〜。

そしたらまた記憶操作?されたんだよ。それで門の前でボロボロで記憶喪失だったわけ。ノワール、リベルテ。この二つが引き金で思い出せるようになってたらしくてね。

このlibertéのnoireってのと任務だけ思い出したの。

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作者名:上田 | 作成日時:2017年1月27日 10時

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