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16話目 ページ18
わからないことばかりだ。
分かったのは自分がlibertéという組織に属しnoireという名の授かってここの城に潜入してるということだけ。
『名をくれた者が主人』
これはlibertéで教えこまれたものだ。
ここにいたという謎も解明されていないし…厄介だな…。
再びカバンを漁ることにした。
カバンのそこにはlibertéのマークと小さく折りたたまれたメモ。そこには『noire』と刻まれている。
ほかの部分も漁る。
そういえば…鍵があったんだ。
この鍵はどこのだろう…。
この部屋も前の持ち主のだと鬱先生は言っていたが、どんな子だったのだろう。
その子はどこへ行ったのだろう。
これも報告しなければ。
タンスを開ければ白いワンピースがただ1着かかってるだけだった。
机の引き出しは開ける気になれない。
あの指輪は…なんなんだろう。
なんだか…忘れてはいけないことを忘れているような…。
胸がざわつく。
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作者名:上田 | 作成日時:2017年1月27日 10時