予知能力？ ページ6
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カランコロン〜♪
あの女が来るのを待ち伏せしたるねん。
そう思っていたが待ち伏せされていたのは俺の方やった。
A「あら、、」
その女は俺が来た時には昨日と同じ場所に腰掛け赤に染ったカクテルを口にしていた。
剛「、、、どうも、」
マスター「今日は光一君たちと食べに行かないのかい？」
剛「あぁ、今日はな、」
おい。マスター、、光一とか言うたらバレるやんけ、
そう焦っていたのは俺だけ。
女は何の動揺せずただカクテルを口にしている。
剛「、、何者なん、」
A「、、、はい？」
剛「貴方何者なんですか、」
A「何者って、普通のOLですよ？笑」
そう言って可笑しそうにクスッと笑った。
剛「じゃあ、なんで今日のこと分かってん、」
A「、、昨日のこと？」
頭の上に？を浮かべながら首をかしげた。
ドキンっ
剛「っ、、」
胸が高鳴った、、、？
そんなアホなことあるわけない。
酒が回ってるだけや。
剛「明日はもっと理不尽なことが起きるって言うたやん。ほんならその通りになってん!!」
A「そんなこと言ったかしら、、」
そう言いながら不思議そうに俺を見た。
剛「とぼけんなや、言うたやん」
A「そんな予知能力私には無いですよ、笑」
剛「じゃあこの数珠、なんで俺に渡したん？」
A「数珠、、？あぁ〜、それは」
A「貴方があまりにも辛そうな顔をしてるからこれを持ったらリラックス出来るんじゃないかって、」
剛「辛い顔、、？そんな俺は別に、」
A「そっ、、ならいいけど」
そう言って少し悲しそうな顔をしたのはなんで？
気のせいやんな？
剛「せや、名前、教えてや、」
A「人に聞く前に先に名乗ってくださいよ、笑」
剛「、、、はぁ？」
こいつは俺が堂本剛ってこと気づいてへんの？
それとも分かっててわざと？
A「はぁ？って当たり前じゃないですか、笑」
そう言ってまた可笑しそうにクスッと笑う。
剛「堂本剛、」
ぶっきらぼうにそう呟いたら、
A「剛さん、、剛さんって呼びますね」
そう言って何度か俺の名前を繰り返した。
剛「っ、、勝手にしぃ、」
また胸が高鳴った。なんでや、
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ももみるく(プロフ) - ぁゅさん» ありがとうございます！ご期待に応えられるように頑張ります！ (2018年8月19日 9時) (
レス) id: 823241fd98 (このIDを非表示/違反報告)
ぁゅ - 新しい小説も素敵ですね！続きがすごく気になります。 (2018年8月18日 22時) (レス) id: 491be59646 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももみるく | 作成日時：2018年8月7日 15時
