ダメだよ ページ12
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「一旦テープチェンジしま〜す」
その声と共にロケが一旦終わる。
光一「この花なんてゆうん？」
剛「それはアブラナや、笑」
剛「それくらい分かれよ笑」
光一「花全く分からへん！笑」
その歳でアブラナわからんってヤバいで、ほんま笑
「いいじゃんいいじゃ〜ん！」
「俺らとデートしようよ〜！」
「やです、、！離してください！」
光一「今頃ナンパってアホやな〜」
剛「ほんまにやで、」
遠くから聞こえるナンパの声に2人で突っ込む。
「やだっ！ほんとに離してください！！」
泣きそうな大きい声が聞こえて振り向くと
剛「んなっ、、！！」
そこには
木紗月A。そいつがいた。
金髪の男3人組に囲まれてる。
「やだやだっ、、！」
光一「なっ、剛くんどこ行くんっ？！」
あの女とわかった瞬間なんでか体が動き出してた。
剛「A〜！ごめん待たせた？」
A「へっ、、？」
「なんだよっ！」
「いい所なんだから邪魔すんなよ」
剛「あの〜、俺の連れに手ぇ出さんとって貰えます？」
A「っ、、なんでいるのっ、、？！」
「ちっ、」
「男連れかよ、」
「いくぞ、」
そう言い残し新たな的を狙いにいった。
A「っ、、、なんでいるのっ、、(ｳﾙｯ」
そううるうるしながら言ってくるから
剛「大丈夫やったか、、？(ｷﾞｭｯ」
思わず抱きしめてしまった。
A「っ、、、こんなことしちゃだめでしょっ、、(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」
剛「へっ、、？」
A「彼女さん傷つくっ、、(ﾊﾞｯ」
そう言って思いっきり僕の腕から離れた。
剛「っ、、、A、、」
A「っ、、、、ありがとう、、助けてくれて、、」
A「じゃあね、、、、」
剛「ちょおまちっ、、！」
振り向いて歩きだそうとする腕をしっかりと掴んだ。
この腕を離してしまったらもう二度と会えないような気がしたから。
剛「もう来やんの、？」
A「、、、っ、」
剛「もっと、、もっと、、Aの事知りたい、、、せやからまた、
A「、、、私行かなきゃっ、、じゃあねっ、」
そう言って手を振り払い横断歩道を走って渡った。
泣いてる所を見た。
新たな一面を見た。
だからもっと沼が深くなっていくんだ。
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ももみるく(プロフ) - ぁゅさん» ありがとうございます！ご期待に応えられるように頑張ります！ (2018年8月19日 9時) (
レス) id: 823241fd98 (このIDを非表示/違反報告)
ぁゅ - 新しい小説も素敵ですね！続きがすごく気になります。 (2018年8月18日 22時) (レス) id: 491be59646 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももみるく | 作成日時：2018年8月7日 15時
