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三宅 side









森田「なぁ、なんか廊下騒がしくないか?」








そう剛が言った時だった。








バンっ!!






勢いよくドアが開きそこに居たのは、、、、









「大変ですっ!!!」







と焦った表情のスタッフさんだった。








「え?!なに?!」





「どうしたの?!」






「なんだよ?!」








興奮気味になる会議室。







「佐々木さんが!!」








Aの名前が出た瞬間何も聞かずに飛び出したのは俺、、、








と、光一くんだった。









Aに何があった?!









廊下の先で安田と丸山が床で揉み合っている二人を引き剥がそうとしている。









「なんやねんあれ!」







そう叫んだ光一くん。






目に飛び込んできたのは床に倒れ込んだAとその上に乗って殴りかかろうとしている、、横山の彼女?!!!








安田によってようやく剥がされたモデルはまだAに殴りかかろうとしていて俺は咄嗟にふたりの間に入った。









床にころがっていたAを光一くんは抱き上げた。








殴られると思ったのか手で顔を覆っていたAは何秒たってもこずに違和感を覚えて手を離した、、、そして驚いた顔で








「こぉちゃんっ、、」









そういった。









やっぱり、、、やっぱり2人には何らかの関係があった、、。









なんて今は気落ちしている場合ではなくモデルを押さえつけた。









光一「じっとしとけ。逃げんぞ。」








そう言って場を去ろうとした光一くんに









「まって、」と胸板を叩いたA。











Aはモデルの顔をしっかりと見て






「横山さん、言ってました。 あなたは強くて素敵で華麗な人だから俺のことなんか使わなくたって大丈夫や って。」








モデルの動きがピタリと止まった。






「横山さんから連絡来てますよね?出たってください。ちゃんとあなたの口から伝えてください。」









次の瞬間、膝をつき溢れ出す涙。










言い終わり、疲れたのか光一くんに身を任せた。

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みー(プロフ) - すごく面白くて一気に全て読んでしまいました。続きが読みたいので、更新お願いします! (2019年12月25日 23時) (レス) id: ae9004901f (このIDを非表示/違反報告)
まるる - 更新お願いします。 (2019年8月10日 22時) (レス) id: c69e6b424d (このIDを非表示/違反報告)
Rちゃん - すごく心に来て泣きながら読みました、、、続きが読みたいです。更新待ってます。 (2019年8月3日 11時) (レス) id: c69e6b424d (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 気付いたら一気読みしてしまいました!続きがとても気になりますので、更新待ってます!頑張ってください! (2019年4月4日 0時) (レス) id: 28c39a211b (このIDを非表示/違反報告)
ゆいママ(プロフ) - そろそろ更新期待してもいいでしょうか??早く続きが読みたい禁断症状がぁぁ!! (2019年3月8日 14時) (レス) id: 5f79506373 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももみるく | 作成日時:2018年12月7日 23時

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