決意の時 ページ7
Youside
ファーストシングルの選抜発表。
第1次選抜には2人ともはいれたのに、なんだか上手く話しかけられなかった。
でも、今は選抜に入れるかが大事だよね。
2人とも入れたら、ちゃんと話しかけよう。
·
飛鳥「もしもし」
あ、飛鳥ちゃん呼ばれた。
飛鳥「頑張ります。ありがとうございます」
やばい。
私入れなかったらもっと飛鳥ちゃんと距離出来ちゃう。
ななちゃんも沙友理ちゃんも七福神だし。
あと2人。
手に持ってる携帯が震えるか、それだけなのに心臓がバクバクする。
「はい、」
鳴った。
嬉しい。
選抜だ。
「ありがとうございます。頑張ります」
スタジオに行こう。
設楽「櫻井!」
もう選抜に呼ばれたみんなの顔みたら、我慢してたのに泣けてきた。
「はい、ありがとうございます」
設楽「今の気持ちはどう?」
「んー、これまでの選抜に選んでもらってたのに、デビューシングル入れないのかなって凄く不安になってたので、ギリギリ入れて良かったです。頑張ります。」
ポジションは、飛鳥ちゃんの隣。
収録が終わった。
みんな座り込む。
「飛鳥ちゃん」
話しかけるなら今だって思った。
飛鳥「うん、」
ちょっと驚いたような顔をした。
私は心臓バクバク。
「一緒にがんばろう」
飛鳥ちゃんの目から一気に涙が出た。
「え、どうしたの?!」
飛鳥「嬉しくてっ」
可愛い。
「一緒にさ、がんばろ」
飛鳥ちゃんを抱きしめる。
飛鳥「うん」
私が言うのもあれだと思うけど、飛鳥ちゃんの体は力を入れたら折れちゃいそうなくらい細い。
2人で、力合わせてがんばろう。
·
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yurima(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます!凄く嬉しいです!! (5月21日 16時) (レス) id: 387158348f (このIDを非表示/違反報告)
夢 - いつも楽しく読ませてもらっています!!更新、頑張ってください!! (5月21日 0時) (レス) id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yurima | 作成日時:2023年4月13日 20時