＊ ページ16
·
こっちも下を向きながらボーっとしてる人を発見。
「あーすか」
飛鳥「ねえ、なんで今回センター横じゃないの？」
「え？」
真剣な顔をした飛鳥からの言葉はさっき美月から聞いた言葉と同じ。
飛鳥「もう終わりが決まってるんだったら、ダブルセンターもう1回したかった」
「あすか、」
飛鳥なりに受け入れようとしてくれてるのかな。
私ももう1回ダブルセンターしたかったな。
飛鳥「もちろん山ともがんばるよ。でもさ、」
「ありがとう。そう言ってくれることが嬉しいよ」
私がいなくなったはださまで私のポジションを務めるのは美月になるだろう。
私がまいやんの位置に入って、飛鳥がなあちゃんの位置だったインフルも美月と飛鳥のダブルセンターだろうし。
美月とのダブルセンターにも慣れていってほしい。
飛鳥「最後、どっかでダブルセンター出来たらいいのにな」
「そうだね」
はださまとありがちな恋愛でダブルセンターをやらせてもらった。
最後にもう一曲やりたいね。
30枚目の表題曲は夏曲、って言ってたからカップリングで入れれないか相談してみようかな。
飛鳥「でもなんだかんだ久々にAの横のポジション。嬉しい」
「ずっとシンメだったもんね」
センターに立たせて貰う時以外基本隣のポジにならない私たち。
帰り道はなんかわかんないけど隣だったなぁ。
普通に嬉しかった。
飛鳥「なんかさ、寂しくて寂しくて心から離れないんだよね」
「うん」
飛鳥「ずーっと一緒にやれればいいのにね」
「うん」
飛鳥の腕が首に巻き付いてくる。
首筋から飛鳥のオシャレな香水の香りがする。
10年経てばお互い香水とか覚えるね、なんて会話をしたこともあった。
飛鳥「離れたくないなぁ」
「そうだね」
飛鳥「そうなら卒業しないでよ、」
受け入れてくれてると思ったら、寂しいって言ってくれたり、飛鳥は飛鳥なりにいろいろ整理してくれてるのかな。
最後の半年、笑顔で終わりたいね、
·
2022年2月終わり
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 267人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yurima(プロフ) - 夢さん» コメントありがとうございます！凄く嬉しいです！！ (5月21日 16時) (
レス) id: 387158348f (このIDを非表示/違反報告)
夢 - いつも楽しく読ませてもらっています！！更新、頑張ってください！！ (5月21日 0時) (レス) id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yurima | 作成日時：2023年4月13日 20時
