愛情重ため飛鳥ちゃん

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「はい！」


麻衣「どうしたの？」


「櫻井からお知らせがあります」



色んなことをひたすらに話して、ご飯もなくなりかけてきたところ。

真っ直ぐ腕を伸ばしてふざけてるのかと思ったら、真面目な顔で3人のことを見てる。



奈々未「うん」


沙友理「なんでも聞くで〜」


「私ね、乃木坂から卒業する」


麻衣「ついにだね」


奈々未「末っ子コンビも欠けるんだね」



そんな事言わないでよ、

みんな冷静に受け止めてるし。

私だけが置いていかれてる感じがする。



沙友理「寂しいよな、飛鳥ちゃん」


飛鳥「ちょ」


気を抜いてたらまちゅにほっぺた掴まれた。



沙友理「わかるよ。その全然受け止めきれてない感じ」


麻衣「ななみんのときも私のときも号泣だったもんね」


「卒コンでも泣きまくってたもんね」


沙友理「だって一緒にやってきた大好きな人が明日から一緒にいない、って思ったらやっていけないよ」


奈々未「飛鳥的には、嫌で嫌で仕方ないんでしょ？」


飛鳥「うん」



3人には見透かされてた。

まちゅは大好きな人の卒業を2回も乗り越えてるだよね。



飛鳥「だって、寂しいじゃん」


沙友理「わかるよ」


飛鳥「無理だもん」


「卒業伝えてから毎日これだよ」


奈々未「さすが飛鳥笑」



毎日、夜になるとAが卒業しちゃうっていうのが頭から離れなくなって、Aの横でメソメソしてる。
自覚はある。

それくらい私には受け入れ難いんだよ。




奈々未「いつ卒業なの？」


「全ツ終わってから卒コンの予定」


麻衣「9月ぐらい？」


「うん」


沙友理「飛鳥ちゃん、頑張るんだよ」


飛鳥「無理」


奈々未「追っかけてすぐ卒業とかしない？大丈夫？」



追っかけてすぐ卒業する予定です、

ごめん



沙友理「そしたらそしたでまた教えてな」


麻衣「本当にしそうだしね笑」



年末まで頑張るつもりだから。

許してね、



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○2022年2月終わり

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