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「ねえ、今日の練習後、体育館裏に来てくれる?話があるの。」
それは、朝練が終わって教室に行こうとしていたときのこと。3年の唐沢志奈に呼び止められた。何のことか察しは付いた。でも
『分かりました。』
行かないわけにはねぇ〜…あ、これってユースでもあったな…唐沢志奈と愉快な仲間たちに、鉄パイプで。そのときのあざは、まだ残ってる。
そして練習後、体育館裏に行くと案の定3年生十数人がそろっていた。
「何で呼ばれたか、分かってる?」
威圧をこめてるつもりかな?わ〜全然怖くな〜い
『……部活のことですよね?』
「当たり前。ねえ、いつになったらやめんの?」
『…辞めるつもりはありません。引退まで続けます。』
「!!!あんたなんかこの部活に要らないのよ!!」
『そうですか。でも今までスタメンで点を稼いできたのは私です。』
「〜っ!皆、あんたのことなんて嫌いなの!2年のくせにスタメンとるし裏切り者の娘なんて!!あんたのせいで…最後の大会出られなかったじゃない!!!」
その瞬間、何かが切れた。
『裏切り者…?それってもしかして私の両親のことですか?』
3年たちは勝ち誇った顔をして言い放つ
「そうよ!皆の期待を裏切ってドーピングしてたんでしょ!!」
『じゃあ、貴方は私の両親がそれをしたところを見たんですか?』
「は?見てるわけないじゃない。そーいうのって誰にも見られないようにするもんでしょ?娘に も…ね?」
『…先輩に言いたいことは二つあります。まず一つ目、私の両親はそんなことはしていません。
二つ目、部活はやめません。3年生がいてもスタメンも譲りません。話は終わりですか?失礼します。』
「なっ!…分かった。じゃあ。やっていいよね?」
『は?』
3人に破壊締めにされた。そして
「最近、サーブの決まりが悪くて〜」
「私はスパイク〜」
「あんたの足引っ張らないように、練習しなくちゃ!」
といって動けない私のお腹や頭などにサーブとスパークを打ち込んできた。
『グッ…カハッ!!』
何本も何本も。確実にヒットさせていく。
「あんたなんか誰も要らない!!!」
3年生全員から打ち込まれたサーブ。
『結局、何もいいことなんてなかった…』
そうつぶやいて私は意識を手放した。
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蒼華 - すいませーん・・・続編が見れないんですけど・・・どうしたらいいですかね? (2020年12月24日 19時) (レス) id: 7d91fbb021 (このIDを非表示/違反報告)
蒼華 - すいませーん!・・・続編が見れないんですけど・・・どうしたらいいですかね? (2020年12月24日 19時) (レス) id: 7d91fbb021 (このIDを非表示/違反報告)
ショートケーキ@アップルパイ.塩キャラメル - いろいろやってたら直りましたwww (2018年2月6日 0時) (レス) id: 1591d97015 (このIDを非表示/違反報告)
ショートケーキ@アップルパイ.塩キャラメル - この小説を読んでくださっている皆さん!!!!駄作者です!!!パスワードを入力するところに…「CapsLock キーがオンになっています」という文字が…!!!どうすればいいのか分からなくて…問題解決に時間をください!!!!!! (2018年2月5日 21時) (レス) id: 1591d97015 (このIDを非表示/違反報告)
ショートケーキ@アップルパイ.塩キャラメル - !ご指摘、ありがとうございます!!! (2018年1月30日 7時) (レス) id: 1591d97015 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ショートケーキ@アップルパイ.塩キャラメル | 作成日時:2018年1月18日 18時