烏野高校バレー部の２年マネはおかん気質とウザさを兼ね備えたチートらしい。

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スガさんと休憩しながら体育館の隅でお話中…




菅「なあ、美月…」




『ん〜？』





菅「まだ、怖いか？」





『！……何でそう思う？』





菅「さっきのサーブ…左じゃなかった。」





　ばれてたか…流石セッター。ホントよく見てる。私、サーブもスパイクも、基本左でやってたん だ〜





　でも、中学でいろいろあってからは右でしか打てなくなったんだよね〜







『よく気付いたね。』





菅「俺だけじゃねーべ？大地だって気付いてたし、月島も美月が＜小さな巨人＞だってことも 知ってる。」







　フ〜ン…って、蛍もか…






『蛍は何で分かったのかな？』







菅「昨日、美月がサーブ練してるところをたまたま見たらしい。俺に連絡が来たぞ？」








『…そっか。』





菅「…これから、練習に付き合ってもらうことも増えてくると思う。でも、無理しちゃ駄目だ べ？辛くなったらいつでも聞くから。」







『うん。ありがと。』







　スガさんには助けてもらってばっかだなあ…









ー菅Sideー




澤「どうだった？」






　戻るなり、スポドリを渡しながら大地が聞いてきた。





菅「勘が当ってた。やっぱり引きずってるみたいだったよ。」




田「フォームも変わってたっすから…」






　タオルで汗を拭きながら、３人で体育館の隅でスポドリを飲む美月を見つめる。






　あ、月島が話しかけに言った。





澤「お。月島が行った。」




　月島が横に座って話をしている。



　

　美月が目を少し見開いて話すところを見ると、真相を確かめにいったんだろう。






澤菅田「「「あ。」」」






『いったい！！！！』






　まさかの月島チョップ。




澤「月島って、一見冷たいけどちゃんと相手を考えてるよな」






　確かにそうだ。今だって美月は笑っている。





菅「よかった…」






澤「ああ。」





田「そっすね」





　…なあ、美月。もう怖がることなんて無いんだぞ？大丈夫。うちの連中は

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ちゃんと皆分かってくれる。

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