烏野高校バレー部の２年マネはおかん気質とウザさを兼ね備えたチートらしい。

２４　青城 ページ28

田「わかってて入れてんだろ！大地さんは！交代させられた時の事はなー！！…んー…えー…交代 させられた時に考えろ！！」





『ミスっても足引っ張っても、それをカバーするのが先輩の役目だし、それに翔陽は初めて の練習試合だから…。』




　龍の前に正座する翔陽と





田「いいかぁ!バレーボールっつーのはなあ！ネットの”こっちっ側”にいる全員、漏れなく味方なんだよ！」





　手を広げて自信満々に言う龍。
　




『翔陽が何かやらかすのは皆分かってた。』





　だからこそ





田「下手糞上等！迷惑かけろ！！それを補ってやるための、チームであり、先輩だ！」






『皆一人ひとりが協力しないといけないって言う気持ちが高まったんだよ。』





岩「お前は相変わらずよく周りを見てんだな。」





花「い〜な〜！俺もあんなセリフ行ってみてぇ！！」




　でも…




日「おおー！」




田「ホレ、田中先輩と呼べ」




日「田中先輩！」




田「はっはっは！！」





『あんな…セリフを？』




花「悪い。今言ったこと忘れてくれ。」




岩「２セット目、始まるぞ。」




　 ピー!



２セット目は復活した翔陽と飛雄の速攻が炸裂。




金「またクイックだろ？来るってわかってたら怖くねーんだよ！！」




　あ…ばっかだ〜…




日「なんだとおらああ！！！」




　引っかかりやがって…




　パシッ




田「待ってましたああ！ごっつあん！！」





　バコン！！





金「くそっ！！」






　金田いっちゃん焦ってる〜！このままいけるかな〜






岩「あせんなよ金田一点差が開いてるわけじゃない。こっちの攻撃だってちゃんと決まってる。」






金「お、おす！」







『ちぇ〜飲まれなかったか〜…』






姫「そんなことぉいったらぁ駄目なんだぉ！！！」






　そーいえばこいついたなあ…美月さん忘れっぽい☆






姫「ねぇ、聞ぃてるのぉ？？」





　うぜえな…





『あ〜ごめん。試合に集中しすぎて存在すら気付いてなかったわ☆』






姫「な！」





　烏野が変人速攻で６点を取ったところで青城のタイムアウト。





矢「おい金田一〜話違うじゃねーかあの影山」





金「俺だってあんなの始めてみて…影山のムチャブリトスに合わせられるスパイカーなんて…」





入「それは違うな。なあ、美月。」

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